シラバスの中分類別を視点にした、ITパスポート試験の最新出題傾向を説明します。
試験に出やすい分野を、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系に分けて示します。
全体の勉強時間の配分を考えるとき、試験直前の振り返るときなどにお役立てください。
シラバス?
シラバスは、試験に合格するために、何をどの程度覚えるといいか書かれている要項です。
IPA(ITパスポートの主催者)が公開しています。
試験問題は、このシラバスに書かれている内容にもとづいて作成されています。
シラバスに従って勉強すると、短期間で効率よく勉強を進めることができます。
シラバスの中分類別から見た、試験に出そうなところ
シラバスは3つの分野ごとに、大分類、中分類、項目から構成されています。
分類や項目がわかると、できなかった問題が多い分野だけを振り返り学習したり、分野別に問題を解くなど、効率よく学習できます。
ここでは、シラバスの中分類に、試験に出そうなところを説明します。
ストラテジ系
ストラテジ系には、企業活動など7つの中分類があります。
この分野からは、毎回35問程度出題されます。
特に、ビジネスインダストリ 、法務 、企業活動、経営戦略マネジメント 、システム戦略 からたくさん出題されています。
太字で示した中分類を、他の中分類より丁寧に学習しましょう。
マネジメント系
マネジメント系には、システム開発技術など5つの中分類があります。
この分野からは、毎回20問程度出題されます。
どの中分類からも同じくらい出題されています。
特定の中分類に偏らず、まんべんなく学習しましょう。
テクノロジ系
テクノロジ系には、基礎理論など11の中分類があります。
この分野からは、毎回45問程度出題されます。
特に、セキュリティ 、ネットワークから極めて多く出題されています。
その次に、基礎理論、アルゴリズムとプログラミング、コンピュータ構成要素 、システム構成要素、ソフトウェア、データベース から多く出題されています。
セキュリティ、ネットワークを重点的に、次に、コンピュータ構成要素等に力を入れて学習しましょう。
以上、ITパスポート試験についての、シラバスの中分類を視点にした、最新の出題傾向でした。
出やすい分野を丁寧に学習して、短期間で合格しましょう。
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