試験対策は、決して勉強だけでないと思います。
みちとも は、これまでいろんな試験を経験してきましたが、「今ある力を最大限出せるようにする」ことが重要と思い、いつも3日前から試験に向けた準備をしています。
- 初級システムアドミニストレータ―
- 基本情報技術者
- MOS
- 簿記
- 第二種電気工事士
- 危険物取扱者
- 入社試験
- 管理職への昇進試験
- 教員採用試験
それでは、みちとも の方法を紹介します。みなさんの参考にどうぞ!
試験3日前:学習の振り返りと体調の調整
これまで使ってきた参考書、問題集を短い時間で一通り全範囲を振り返っています。
特に、具体的には次のことをしています。
ラインを引いたところを見て、なぜ、ラインを引いたか思い出す。
普段の学習でしておくこと
時間が過ぎると、先に勉強したことを忘れてしまいます。
それで、みなさんも、覚えておきたいことを参考書にマーカーでラインを引いたり、メモしますよね。
みちとも も、徹底してやりました。
第一、見直しをしようと思っても、前もってマーカーで印をつけておかないと、結局、本をもう一度全部見ることになってしまい、短い時間で全範囲を振り返ることができなくなります。
でも、あまり色が多いと意味が分からなくなってしまうので、多くても2色までにしています。
3日前にやること
「なぜ、そこにラインを引いたんだったけ?」と、自分自身に問いかけて、勉強したことを思い出すようにしています。
自分に問いかけながら学習すると、ただ眺めているより、眠くなりません!
参考書にはなかった用語の、過去問題を確認する。
普段の学習でしておくこと
参考書にすべては書かれていません。参考書に出ていない用語は、どうしても目にする回数が少なくなって知識の穴になり易いです。
そこで、参考書になかった用語の過去問題を見つけたら、参考書の端に用語や問題の出題年度、番号をメモしておきました。
3日前にやること
試験前にもう一度その問題を確認しました。
みちとも の場合、勉強中に気がついたことすべてを1冊の参考書に書き込むように徹底しました。
参考書1冊が神様です。
間違った問題で、なぜ、間違ったのか思い出す。
普段の学習でしておくこと
問題演習したときに、間違った問題に印をつけておきました。
実際、本番の試験で似た問題を見つけて、同じような間違いをしないように注意して解くことができました。
3日前にやること
印のついている問題だけを、もう一度解きます。
短い時間で、振り返りできます。
コンピュータを使う場合には、体験ソフトウェアを使って、操作方法を確認する。
普段の学習でしておくこと
勉強を始めた早い段階で、試験の方法を確認しておきました。
緊張すると、くだらないミスを起こしやすいので、操作方法には慣れておくことが大切です。
3日前にやること
もう一度、操作方法を確認しておきます。
体調の調整
試験前日と同じ時刻に就寝する。
試験会場は誰でも緊張して、普段ではやらないような勘違いやミスをしてしまいます。
特に、睡眠不足で起こります。
逆に、睡眠を十分にとっておくと、想定外のことが起きた時でも落ち着いて対応できます。
誰でも、試験前日は早めに寝るようにしているでしょうが、特別に早く寝ようとしても寝付けないですよね。
ですから、3日前から試験前日と同じ時刻に寝るようにしました。
十分寝ると、頭の働きがよくなった感じがします。
試験日と同じ時刻に目を覚ます。
試験に向けた生活のリズムを整えるために、試験日と同じ時刻に目を覚ますようにしました。
試験当日、会場までの移動時間のために早く起床しなければならない場合は、特に注意しました。あらかじめ、移動時間を計算して起床時間を決めました。
慣れておくと、当日、精神的に楽です。
試験の着席時間、会場まで経路・主要時間、必要な持ち物を確認する。
前日で、いいんじゃない?と思われるかもしれません。
しかし、試験直前は、いろんな、普段と違うことをしなければいけません。
いつもなら起きない勘違いやミスが、意外と起きるものです。
それをリカバリーする時間が必要です。
前に、生徒にこんなトラブルがありました。
トラブルに冷静に対応するために、試験は3日前から始まっていると、生徒に注意をうながしていました。
早め、早めに対応すると、気持ちが落ち着きます。
試験前日:学習よりも生活リズム
前日は、学習予備日
学習スケジュールを作るときは、試験前日は学習予備日(新しい知識は入れない)にしました。
追い込まれていると、ぎりぎりまで勉強したい気持ちになります。
でも、前日は、学習よりも生活リズムを大事にしました。
食事はいつも通り
試験直前に「気力や体力をつける」ために、普段食べない物や脂っこい物ものを食べる人がいます。
みちとも は、ストレスで胸やけして、胃の調子がおかしくなります。
前日は、いつもと同じものを、同じ量だけ食べました。
風呂にゆっくり入って体を温める。
体を温めると緊張が解けます。
私は、できるだけ湯船につかってリラックスするようにしています。
風呂に入ってリラックスすることを心掛けたら、寝つきもよくなりました。
睡眠時間は十分にとる。
前日には、明日のことが気になって、寝付けないことがよくあります。
寝付けなくても、とにかく、布団に入っていました。
横になって、体を休めることも大事です。
眠れないからと言って、参考書を見ることは絶対にしませんでした。
試験当日:とにかく落ち着くこと
食事は、いつもの食事を少なめにとる。
食べると眠くなりますよね。
でも、食べないと力がでません。
みちとも は、試験の日の朝食や昼食は、必ず「梅のおにぎり1個とシャケのおにぎり1個」にしています。
試験会場では、トイレの場所をはじめに確認する。
試験会場に着いたら、必ず、はじめにトイレの場所を確認しています。
受験者がまだ少ない早めの時間に、試験に関係する場所を確認しておくと慌てることがなくなります。
時間の余裕は、心の余裕です。
一番大切なのは,「今ある力を最大限出せるようにする。」
みちとも の試験3日前から試験当日までの様子を具体的に紹介しました。
いかがでしたか?
結局、特別なことはしていません。
でも、自分自身の経験や多くの生徒の資格取得をサポートしてきた経験では,
試験直前は、知識を詰め込むより、「今ある力を最大限出せるようにする。」を考えて行動するのがベストです。
まずは、自分自身に「落ち着け、落ち着け」と言って、焦る気持ちを押さえることから始めましょう。
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