ITパスポートのシラバス6にある用語は、約1600語もあります。
多くの受験者が、用語を覚えられなくて大変な思いをしています。
でも、試験問題の多くは、正しいもの、誤っているものを一つ選ぶような問題です。
用語の名称や意味を全部覚える必要はありません。
用語のポイントを覚えると、問題や選択肢からわかることとをつなぎ合わせて答えられる問題がたくさんあります。
そこで、用語を覚える(ポイントを押さえる)方法を紹介します。
用語を覚えるとき確認するポイント
用語名
日本語と略号が併記されているものは、両方覚えます。
どちらかの表記だけが問題に出ることがあります。
3文字略号の用語の覚え方Know How
フルスペルの一文字の意味を覚えます。
長い説明を全部覚えなくても、似たような3文字略号と区別できるようになります。
例 SRIの場合 S→Socially→社会的
SEOの場合 S→Search→検索
問題文にある説明と照らし合わせて、意味が関係すると思う方を選ぶと正解になることが多いです。
シラバスのバージョン
用語が初めて掲載された時のシラバスのバージョンです。
用語を選んで学習するときに確認します。
バージョンを覚える努力は必要ありません。
効率よく用語を学習する方法 Know How
令和元年秋~令和4年過去(公開)問題について、シラバスのバージョンに着目して問題を分類すると次の傾向があります。
次の記事で、令和4年過去(公開)問題について具体的に解説しています。
「シラバス3の用語」と、「シラバス4、5、6の新しい用語」を分けて、どちらかに偏ることなく,バランスよく覚えることが効率的です。
内容
説明の長い文章は、頭に入りにくいです。次の点に目をつけて覚えます。
用語覚える時の目の付けどころ
- 名称
- 目的
- 特徴(類似した物や技術との違い,しくみ)
- 使う領域・場面(例えば、工業、農業、医療など)での使い方
シラバスの中分類・項目
わかる部分とわからない部分を区別するために確認します。
今どこを勉強しているのか、あるいは、自分が誤った問題がどの分野なのかわかると、同じ分野の内容に時間をかけ過ぎずに、苦手な問題だけを解くなどして、効率よく勉強できます。
シラバスの中分類・項目を覚える必要はありません。
ITパスポートの勉強をしているうちに、自然に覚えるでしょう。
用語についての問題
たくさんの用語の知識を、無理やり頭に詰め込むのは難しいです。
そこで、学習の合間に、その用語の問題を解いてみましょう。
その用語の重要な部分を納得することができます。
他人に「ここは重要!」と言われて頭に詰め込む(多発的)より、自分で「ここは大切なんだな」と納得して覚えた(自発的)ほうが、長く記憶が残ります。
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