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ITパスポートで、問題演習の効果を上げる方法4つ

ITパスポートで、問題演習の効果を上げる方法4つ 不安なとき

問題をたくさん解いても、正答率が上がらない。

過去問題の正答率はよかったけど、実際に試験を受けたら、もう少しのところで合格できなかった。

こんな感想を、学校で教えていた時に、よく生徒から聞きました。

そこで今回は、問題演習の効果を上げる方法を説明します。

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問題と答えを覚えても、ITパスポート試験の合格は難しいです。

みちとも は、さまざまな資格取得について指導していました。

電気工事士試験や危険物取扱者試験などの場合、限られた過去問題が同じような形(例えば、選択肢の順番が変わる程度)で出題されることが多いです。

そのため、問題と答えをたくさん覚えることが、合格の一つの方法です。

でも、ITパスポート試験では、過去(公開)問題とほとんど同じ問題が出題されることは少ないようです。(SNSや受験した生徒の感想より)

そのため、問題と答えを覚える方法では、ITパスポート試験の合格に苦労します。

ITパスポートの問題演習には、4つのポイントがあります。

では、問題演習はどうしたらいいでしょうか?

ITパスポート試験の場合、過去(公開)問題がさまざまな形に加工(例えば,事例を追加あるいは削除するなど)されて出題されています。

この過去(公開)問題の加工には、パターンがあります。

この出題パターンに注意し、次のような問題演習を行って、実際の試験問題への対応力をつけることが近道です。

少し面倒ですが、少しだけ工夫することで、確実に演習の効果を上げることができます。

ITパスポート試験/出題の特徴
問題演習の4つポイント

①問題から、「事例」、「説明」を読みとって覚える。

②問題から、「用語」を読み取り、用語をそれぞれ理解する。

③問題から、「用語」とその「説明」を読み取って覚える。

④過去問題が少ない用語について、他試験区分の過去問題で演習する。

過去問題演習のポイント

①問題から、「事例」、「説明」を読みとって覚えます。

次のような問題で演習するときに行います。

出題例:事例を追加あるいは削除する出題パターン

ITパスポート試験/問題演習の効果を上げる方法(出題パターン1)

二つの問題を比べると、多少の表現が異なりますが、オレンジ部分が同じことを言っています。

令和3年の問題では、事例がなくなっています。

このような出題パターンがあるので、演習の時には、問題文を事例の部分、説明の部分と、分解・整理して読み解きましょう。

このような問題演習をしておくと、試験の問題を読み解くときに柔軟に対応できます。

過去問題演習のポイント

問題を、事例の部分、説明の部分と、分解して読み解きます

効 果

「事例」と「説明」の変更に、柔軟に対応できるようになります。

②問題から、「用語」を読み取り、用語をそれぞれ理解します。

次のような問題で演習するときに行います。

出題例:選択肢の文を言い換える出題パターン

ITパスポート試験/問題演習の効果を上げる方法(出題パターン2)

二つの問題を比べると、同じ色の文字どおし、同じ意味のことを言っています。

選択肢の文が言い換えられて、改めて試験に出されています。

このような出題パターンがあるので、問題文を読むときは、問題文を分解して読み解き、知っている用語を増やすようにしましょう。

問われている用語だけでなく、選択肢に出てくるわからない用語について調べることも大切です。

ITパスポート試験は、用語をどれだけ知っているかが大きく影響します。

問題文を分解して理解し、知っている用語を増やすことで、試験問題を読み解くときに言い換えに柔軟に対応できるようになります。

過去問題演習のポイント

問題を分解して読み解き、わかる用語を増やします。

正解でない選択肢も確認します。

効 果

用語の言い換えに、柔軟に対応できるようになります。

正解でない選択肢の用語についても、詳しく解説しました。

③問題から、「用語」とその「説明」を読み取って覚えます。

次のような問題で演習する時に行います。

出題例:用語と説明を入れ替えるパターン

ITパスポート試験/問題演習の効果を上げる方法(出題パターン3)

二つの問題を比べると、問題文と選択肢が入れ替わっています。

当然ですが、用語の説明は、問題が変わってもほとんど同じです。

問題文にある用語の説明は、参考書の説明を覚えるより役に立ちます。

このようなパターンがあるので、問題文にある解説を覚えましょう。

解説は、他の用語の問題の(正解でない)選択肢にも使われます。

誤りの選択肢がわかると、消去法で正解を導くこともできます。

過去問題の用語の解説を覚えることで、他の用語の問題に対応できるようになります。

ポイント

問題にある用語の説明を覚えます。

効 果

他の用語の問題も解けるようになります。

④過去問題が少ない用語について、他試験区分の過去問題で演習します。

出題例:他試験区分の過去問題からの出題パターン

ITパスポート試験/問題演習の効果を上げる方法(出題パターン4)

二つの問題は、同じ内容の問題です。

ITパスポート試験の問題に、情報セキュリティマネジメント試験の問題に似たものがでています。

このようなパターンがあるので、過去問題が少ない用語については、他試験区分の過去問題で演習しましょう。

ITパスポート試験の問題でなくても、実際の試験問題への対応力をつかむことができます。

ポイント

過去問題が少ない用語について、他試験区分の過去問題で演習します。

効 果

過去問題が少ない用語について、実際の試験問題への対応力をつかむことができます。

過去問題の少ない用語について、他試験区分で実際に出た問題を集めました。

これまで、問題演習の効果を上げる方法について、下の4つのポイントを説明しました。

問題演習の4つポイント

①問題から、「事例」、「説明」を読みとって覚える。

②問題から、「用語」を読み取り、用語をそれぞれ理解する。

③問題から、「用語」とその「説明」を読み取って覚える。

④過去問題が少ない用語について、他試験区分の過去問題で演習する。

とりあえず、下の過去問題で試してみませんか?

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