最新ストラテジ系「技術戦略マネジメント」の用語集

ITパスポートシラバス6対応最新ストラテジ系技術戦略マネジメントの用語集分野別
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ITパスポート試験 シラバス6対応 ストラテジ系 技術戦略マネジメント についての出題傾向、学習ポイント、重要な用語を解説します。

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「技術戦略マネジメント」出題傾向

出題数

2問程度(ストラテジ系35問中)出題されます。

*令和元年秋~令和4年公開問題の平均
出題傾向

令和4年公開問題では、技術戦略マネジメントの問題は1問でした。

出題は少ないですが、令和元年以降の公開問題で最低1問は出ています。

Ver.○.○の表示について
 用語が初めて掲載されたときの、シラバスのバージョンです。
 表示がないのは、Ver.3以前です。

技術開発戦略の立案・技術開発計画

この分野は、新しい用語は少ないです。

新しい用語の意味を確認したら、早めに過去問中心に学習するといいよ。

MOT

MOT(Management Of Technology:技術経営)

MOTは、技術に立脚する事業を行う組織が、技術がもつ可能性を見極めてイノベーションを創出し、経済的価値の最大化を目指す経営の考え方のことです。
(ITパスポート 平成31年春 問14より)

次の用語も確認しておきましょう。
イノベーション

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

特許ポートフォリオ

特許ポートフォリオは、企業が保有や出願している特許を、事業への貢献や特許間のシナジー(相乗効果)、今後適用が想定される分野などを分析するためにまとめたものです。
(ITパスポート 令和4年より)

特許ポートフォリオ(ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画)
ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

プロセスイノベーション

プロセス(工程)イノベーションは、自社における生産活動・配送方法・それらを支援する活動(プロセス)について、新しいもの又は既存のものを大幅に改善したものを導入することです。
(平成30年版情報通信白書より)

次のような、プロセスイノベーションの例が試験に出題されています。

製品の品質を向上する革新的な製造工程を開発する。
(基本情報 平成31年春 午前問70)

次のような、プロセスイノベーションによる直接的に得られる成果が試験に出題されています。

製品の品質が向上する。
(ITパスポート 平成30年秋 問22より)

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

プロダクトイノベーション

プロダクトイノベーションは、自社にとって新しい製品・サービス(プロダクト)を市場に導入することです。
(平成30年版情報通信白書より)

次のような、プロダクトイノベーションの例が試験に出題されています。

新たな商品や他社との差別化ができる商品を開発すること
(基本情報 令和元年秋午前 問68より)

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

オープンイノベーション

Ver.4.0
オープンイノベーションは、企業などが、内部(自社)のアイデアとともに外部(他社や大学など)の新たな技術やアイデアを取り入れ、これまでにない製品・サービス、またはビジネスモデルを開発するイノベーション(刷新、革新)です。

オープンイノベーションの説明(ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画)

社会変化のスピードが速くなって、すべてを自社で行っていては遅れるようになったために行われるようになりました。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

「魔の川」、「死の谷」、「ダーウィンの海」は、技術経営における課題(障壁,関門)を表すたとえです。試験では、違いが問われています。

研究から産業化までの流れとの関係をイラストにしました。

魔の川・死の谷・ダーウィンの海

魔の川

Ver.5.0
魔の川は、製品化(基礎的な研究から、製品化を目指す開発へ進めること)への障壁(関門)です。

(例)コモディティ化が進んでいる分野で製品を開発しても、他社との差別化ができず、価値利益化ができない。
(応用情報 平成28年秋午前 問70より)

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

死の谷

Ver.4.0
死の谷は、事業化(生産ラインの構築や流通チャネルの準備など)への障壁(関門)です。

(例)先進的な製品開発に成功しでも、事業化するためには更なる困難が立ちはだかっている。
(応用情報 平成28年秋午前 問70より)

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

ダーウィンの海

Ver.4.0
ダーウィンの海は、産業化(顧客に受け入れられること)への障壁(関門)です。 

(例)製品が市場に浸透していく過程において、実用性を重んじる顧客が受け入れず、より大きな市場を形成できない。
(応用情報 平成28年秋午前 問70より)

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

ハッカソン

Ver.4.0
ハッカソンは、特定の目的の達成や課題の解決をテーマとして、ソフトウェアの開発者や企画者などが短期集中的にアイディアを出し合い、ソフトウェアの開発などの共同作業を行い、成果を競い合うイベントです。

次の目的で行われます。

  1. 新規事業の創出
  2. エンジニアのコミュニティ形成
  3. IT人材の育成
ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

キャズム

Ver.4.0
キャズムは、新しい製品やサービスの広がりが一時的に伸び悩む『溝』のことです。

初期市場(イノベーター、アーリーアダプター)と、メインストリーム市場(アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガード)の間にあります。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

イノベーションのジレンマ

Ver.4.0
イノベーションのジレンマは、優良な大企業が,革新的な技術の追求よりも、既存技術の向上でシェアを確保することに注力してしまい、結果的に市場でのシェアの確保に失敗する現象です。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

デザイン思考

Ver.4.0
デザイン思考は、アプローチの中心は常に製品やサービスの利用者であり、利用者の本質的なニーズに基づき、製品やサービスをデザインすることです。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

ペルソナ法

Ver.5.0
ペルソナとは、サービスや商品などを実際に利用すると想定される人物のモデルです。

ペルソナの設定項目には、名前、年齢、性別、職業、居住地、家族構成・・・などがあります。

ペルソナ法は、その架空の人物像が利用することを考えてデザインしたり、戦略を練る手法です。製品開発やマーケティングの分野で使われます。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

バックキャスティング

Ver.5.0
バックキャスティングは、未来を考える際に、目標となるありたい姿を考え、そこから逆算して、中期的、短期的に実行することを決める方法です。

バックキャスティングの説明(ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画)
ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

ビジネスモデルキャンバス

Ver.4.0
ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスで重要な9要素(価値提案、顧客との関係性など)を図に表して整理して、ビジネスモデル 注1)を作成・把握をするためのフレームワーク 注2)です。

注1)ビジネスモデル:企業の価値を高める。あるいは、事業で利益を生み出すための仕組み

注2)フレームワーク:考え方の枠組み

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

リーンスタートアップ

Ver.4.0
リーンスタートアップは、ムダがなく効率的に、起業や新規事業などの立ち上げる考え方です。

「仮説構築」、「計測」、「学習」、「再構築」のサイクルをできるだけ早く回すのが特徴です。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

APIエコノミー

Ver.4.0
APIエコノミーは、インターネットを通じて、様々な事業者が提供するサービスを連携させて、より付加価値の高いサービスを提供する仕組みです。
(ITパスポート 令和3年 問31より)

注)API(Application Programing Interface)とは、あるソフトウェアから別のソフトウェアの“機能”を呼び出す仕組みです。

企業などのウェブページで、所在地を地図上に示す際に利用される「Google Maps API」などがあります。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

VC と CVC の違いに注意!

VC:投資会社や投資ファンドがキャピタルゲインを狙って投資

CVC:投資が本業でない事業会社が、自社の事業とのシナジー効果を期待して投資

VC

Ver.5.0
VC( Venture Capital : ベンチャーキャピタル)

VCは、未上場のベンチャー企業に出資して株式を取得し、将来、その企業が株式を公開(上場)した際に株式を売却し、大きな値上がり益を目指す投資会社や投資ファンドです。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

CVC

Ver.5.0
CVC ( Corporate Venture Capital:コーポレートベンチャーキャピタル)

CVCは、投資が本業でない事業会社が、自社の事業と相乗効果(シナジー)を生むことを期待してベンチャー企業に投資を行うことや、そのための組織です。

ストラテジ系技術戦略マネジメント13.技術開発戦略の立案・技術開発計画

まとめ

これまで、ストラテジ系「技術戦略マネジメント」の最新の用語について、出題傾向、学習ポイント、重要な用語を解説しました。

まとめ

【出題傾向】
2問程度(ストラテジ系35問中)出題されます。

令和元年以降の公開問題で、毎回最低1問は出ています。

【学習ポイント】
新しい用語の意味を確認したら、早めに過去問題演習中心の学習へ

【重要用語】
シラバス4、5の新しい用語が少々あります。

新しい用語の意味を理解したら、過去問題の演習をしましょう。

以上、ストラテジ系「技術戦略マネジメント」の最新の用語について解説しました。

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