令和3年 問10
技術ロードマップの説明として、適切なものはどれか。
ア カーナビゲーションシステムなどに用いられている最短経路の探索機能の実現に必要な技術を示したもの
イ 業務システムの開発工程で用いるソフトウェア技術の一覧を示したもの
ウ 情報システム部門の人材が習得すべき技術をキャリアとともに示したもの
エ 対象とする分野において,実現が期待されている技術を時間軸とともに示したもの
解説(令和3年 問10)
技術ロードマップは、事業戦略に基づいた技術開発戦略などを示すものです。
(ITパスポート 平成23年特別 問12より)
横軸に時間、縦軸に市場、商品、技術などを示し、研究開発への取組みによる要素技術や求められる機能などの進展の道筋を、時間軸上に表します。
(ITパスポート 平成28年秋 問24より)
よって、正解は エ です。
令和3年 問31
APIエコノミーに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア インターネットを通じて、様々な事業者が提供するサービスを連携させて、より付加価値の高いサービスを提供する仕組み
イ 著作権者がインターネットなどを通じて、ソフトウェアのソースコードを無料公開する仕組み
ウ 定型的な事務作業などを、ソフトウェア口ポットを活用して効率化する仕組み
エ 複数のシステムで取引履歴を分散管理する仕組み
解説(令和3年 問31)
API(Application Programing Interface)とは、あるソフトウェアから別のソフトウェアの“機能”を呼び出す仕組みです。
ア “インターネットを通じて,様々な事業者が提供するサービスを連携させて、より付加価値の高いサービスを提供する仕組み”は、APIエコノミーの記述です。
イ ”著作権者がインターネットなどを通じて、ソフトウェアのソースコードを無料公開する仕組み”は、OSSの記述です。
ウ ”定型的な事務作業などを、ソフトウェア口ポットを活用して効率化する仕組み”は、RPAの記述です。
工 ”複数のシステムで取引履歴を分散管理する仕組み”は、ブロックチェーンの記述です。
よって、正解は ア です。
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