ITパスポート試験は,令和4年4月の受験から,受験料と試験範囲が変わります。
試験範囲が変わってしまい,当てにできる過去問題も少ない中で,
いつ頃受験してらいいのか
迷っている方が多いのではないでしょうか?
そこで,受験日を決めるために,はじめに確認すべきことを紹介します。
4月以降,試験内容はどのように変わる?
シラバス3から4へ,シラバス4から5へ変更になった時,急には新しい内容が増えませんでした。
過去の様子を紹介します。
シラバス3から4に変更になった時(令和元年)
IPA(主催者)のシラバス改訂の発表から
”平成31年4月から半年後を目途に,新技術(AI、ビッグデータ、IoTなど)に関連する問題の出題割合2分の1程度まで高める。”
と発表がありました。
半年後の令和元年秋の過去(公開)では,2分の1とまではいきませんでしたが,それに近くなりました。
シラバス4から5に変更になった時(令和3年)
SNS等での受験者の感想から
SNS等で受験者の感想を継続的にみていると,4月ころの感想では”新しい内容の問題があまり出ていない”という感想が多くありました。その後,夏ごろから,”シラバス5の問題が多く出題された”との声が多くなりました。(みちともがSNS等を見た感覚です。)
統計データから
ITパスポート試験の合格率を見ると,シラバスの変更直後には変わっていません。
しかし,その後,時間の経過とともに合格率が下がってきています。

合格率の変化からも,シラバス変更直後は,シラバス5の新しい内容の問題は少なく,その後,次第に増えていることがうかがえます。
過去の様子から,シラバス6の新しい内容は,4月以降,次第に試験に反映されるものと予想されます。
受験時期を決めるのに,確認すべきこと
受験時期を決めるのに,個人のスケジュールと次の点を照らし合わせて考えることが大切です。
シラバス6の新しい内容(用語)の量や自分にとっての得意・不得意
これから受験する方は,シラバス6の新しい内容(用語)を学習することが必須です。
そのため,新しい内容がどれくらいあって,新しい内容が自分の得意な内容なのか否か,勉強を始める前に確認しておくべきです。
そのうえで,勉強に必要な時間を考え,受験時期を決めることをお勧めします。
ちなみに,シラバス6の新しい用語は,160語もあります。
いつまでに,合格証書が必要か
合格証書は,受験月の翌々月中旬に送付されます。
履歴書や大学受験願書の提出に必要になる時期を確認し,逆算して受験月を決める必要があります。
まとめ
今回は,ITパスポート試験のシラバスがVer6に変更になるにあたって,受験時期を決めるにために確認すべきことを紹介しました。
【試験内容はどのように変わる】
シラバス6の新しい内容は,4月以降,次第に試験に反映されるものと予想
【受験時期を決めるのに,確認すべきこと】
①シラバス6の新しい内容(用語)の量や自分にとっての得意・不得意
②いつまでに,合格証書が必要か
シラバス6の新しい内容の対策さえすれば,
これまでと同じように,短期間でITパスポート試験に合格できます。
シラバス6の学習ポイントを確認することから始めましょう。
詳細は,次の記事で確認できます。
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