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システム構成要素-予想問題-a

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シス構 予想1

ホットスタンバイ方式の説明として、適切なものはどれか。

 インターネット上にある多様なハードウェア、ソフトウェア、データの集合体を利用者に対して提供する方式
 機器を2台同時に稼働させ、常に同じ処理を行わせて結果を相互にチェックすることによって、高い信頼性を得ることができる方式
 予備機をいつでも動作可能な状態で待機させておき、障害発生時に直ちに切り替える方式
 予備機を準備しておき、障害発生時に運用担当者が予備機を立ち上げて本番機から予備機へ切り替える方式
 

出典:ITパスポート 平成26年春 問56

正解の理由

ホットスタンバイは、コンピュータシステムや通信機器について、同じ構成の本機と予備機を用意して、障害時の影響を少なくする方法の一つです。

予備機をいつでも動作可能な状態で待機させておき、障害発生時に直ちに切り替える方式です。

ホットスタンバイの説明(テクノロジ系システム構成要素44.システムの評価指標)

 「予備機をいつでも動作可能な状態で待機させておき、障害発生時に直ちに切り替える方式」とあるので、ホットスタンバイです。

よって、正解は  です。

不正解の理由

 「インターネット上にある多様なハードウェア、ソフトウェア、データの集合体」とあるので、クラウドコンピューティングの説明です。

クラウドコンピューティングの説明図(ストラテジ系システム戦略20.ソリューションビジネス)

 「機器を2台同時に稼働させ、常に同じ処理を行わせて結果を相互にチェックする」とあるので、デュアルシステムの説明です。

 「予備機を準備しておき、障害発生時に運用担当者が予備機を立ち上げて本番機から予備機へ切り替える」とあるので、コールドスタンバイの説明です。

コールドスタンバイの説明(テクノロジ系システム構成要素44.システムの評価指標)
(システム構成要素 予想1)
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シス構 予想2

内部ネットワークのPCからインターネット上のWebサイトを参照するときにDMZ上に用意したVDI(Virtual Desktop Infrastructure)サーバ上のWebブラウザを利用すると、未知のマルウェアがPCにダウンロードされて、 PCが感染することを防ぐというセキュリティ上の効果が期待できる。この効果を生み出すVDIサーバの動作の特徴はどれか。

 Webサイトからの受信データのうち、実行ファイルを削除し、その他のデータをPCに送信する。
 Webサイトからの受信データのうち、不正なコード列が検知されない通信だけをPCに送信する。
 Webサイトからの受信データを処理してVDIサーバで生成したデスクトップ画面の画像データだけをPCに送信する。
 Webサイトからの受信データを全てIPsecでカプセル化し、 PCに送信する。
 

出典:応用情報 平成30年春午前 問41

正解の理由

DMZとは、企業内ネットワークからも、外部ネットワークからも論理的に隔離されたネットワーク領域であり、そこに設置されたサーバが外部から不正アクセスを受けたとしても、企業内ネットワークには被害が及ばないようにするためのものです。
(ITパスポート 平成25年秋 問79より)

DMZの説明(テクノロジ系セキュリティ63.情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術)

VDIは、一般的にパソコンのOSやアプリケーションを使って行われる処理を、サーバ上の仮想化されたパソコンで実行し、利用者の手元のパソコン等の端末に、その画面だけを転送するシステムです。

VDI(デスクトップ仮想化)の説明(テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成)

マルウェアとは、コンピュータウイルス、ワームなどを含む悪意のあるソフトウェアの総称です。
(ITパスポート 平成25年秋 問77より)

 「VDIサーバで生成したデスクトップ画面の画像データだけをPCに送信する。」とあるので、VDIサーバの動作の特徴です。

よって、正解は  です。

不正解の理由

のいずれも、VDIサーバの動作でありません。

IPsecは、パケットの秘匿(ひとく)や改ざんの検知ができるネットワーク層のプロトコルの集まりです。パケットの暗号化と改ざん防止用の認証情報をパケットに付加します。

(システム構成要素 予想2)
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