令和4年 問57
推論に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
( a )は、個々の事例を基にして、事例に共通する規則を得る方法であり、得られた規則は( b )。
正解の理由(令和4年 問57)
演繹(えんえき)推論は、誰もが知っている普遍的な事実を前提として、結論を導き出します。
帰納推論は、いろいろな事実や事例から導き出される傾向をまとめあげて、結論につなげます。
「個々の事例を基にして、事例に共通する規則を得る方法」とあるので、帰納推論についての記述です。
帰納推論で得られた規則は、成立しないこともあります。
よって、問題の文は
( a 帰納推論 )は、個々の事例を基にして、事例に共通する規則を得る方法であり、得られた規則は( b 成立しないことがある )。
となり、正解は ウ です。
令和4年 問59
次のデータの平均値と中央値の組合せはどれか。
〔データ〕
10, 20, 20, 20, 40, 50, 100, 440, 2000
正解の理由(令和4年 問59)
よって、正解は エ です。
令和4年 問67
ディープラーニングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解の理由(令和4年 問67)
ディープラーニングは、大量のデータをニューラルネットワークで解析して、データの特徴を抽出、学習する技術です。
(ITパスポート 令和元年 問21より)
イ 「ニューラルネットワークを用いて自ら規則性を見つけ出し、推論や判断を行う。」とあるので、ディープラーニングの記述です。
よって、正解は イ です。
不正解の理由(令和4年 問67)
ア 「距離や時間の制約を受けることなく」とあるので、e-ラーニングの記述です。
e-ラーニングは、コンビュータなどのディジタル機器、通信ネットワークを利用して実施される教育、学習、研修の形態です。
(ITパスポート 令和元年 問21より)
ウ 「特定分野の専門的な知識から、適切な回答を提供する。」とあるので、エキスパートシステムの記述です。
エキスパートシステムは、特定の分野の専門知識をコンピュータに入力し、入力された知識を用いてコンビュータが推論する技術です。
(基本情報 平成30年秋午前 問3より)
「AならばBである」というルールを人聞があらかじめ設定して、新しい知識を論理式で表現したルールに基づく推論の結果として、解を求めます。
(基本情報 平成30年春午前 問3より)
エ 「一人一人の習熟度、理解に応じて、問題の難易度や必要とする知識、スキルを推定する。」とあるので、アダプティブラーニングの記述です。
アダプティブラーニングは、e-ラーニングのシステムを使い、学習者一人一人の理解の程度や進み具合に合わせて行う学習を進める方法です。
令和4年 問93
A3判の紙の長辺を半分に折ると、A4判の大きさになり、短辺:長辺の比率は変わらない。A3判の長辺はA4判の長辺のおよそ何倍か。
正解の理由(令和4年 問93)
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