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ソフトウェア開発管理技術-令和6年

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令和6年 問40

アジャイル開発に関する記述として、最も適切なものはどれか。

 開発する機能を小さい単位に分割して、優先度の高いものから短期間で開発とリリースを繰り返す。
 共通フレームを適用して要件定義、設計などの工程名及び作成する文書を定義する。
 システム開発を上流工程から下流工程まで順番に進めて、全ての開発工程が終了してからリリースする。
 プロトタイプを作成して利用者に確認を求め、利用者の評価とフィードバックを行いながら開発を進めていく。
 

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正解の理由(令和6年 問40)

アジャイルは、ソフトウェアやシステムを開発する具体的な手法の一つです。開発対象のソフトウェアを、比較的短い期間で開発できる小さな機能の単位に分割しておき、各機能の開発が終了するたびにそれをリリースすることを繰り返すことで、ソフトウェアを完成させます。

アジャイル型の開発手法の説明(マネジメント系ソフトウェア開発管理技術26.開発プロセス・手法)

 「開発する機能を小さい単位に分割して」「短期間で開発とリリースを繰り返す。」とあるので、アジャイル開発に関する記述として適切です。

よって、正解は  です。

不正解の理由(令和6年 問40)

 アジャイルではドキュメントの作成よりもソフトウェアの作成を優先するので、「共通フレームを適用して要件定義、設計などの工程名及び作成する文書を定義する。」は、アジャイル開発に関する記述として不適切です。

 「システム開発を上流工程から下流工程まで順番に進めて」「全ての開発工程が終了してからリリースする。」とあるので、ウォーターフォールモデルです。

 「プロトタイプを作成して利用者に確認を求め」「利用者の評価とフィードバックを行いながら開発を進めていく。」とあるので、プロトタイピングモデルです。

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(令和6年 問40)
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令和6年 問47

ソフトウェアの開発におけるDevOps に関する記述として、最も適切なものはどれか。

 開発側が重要な機能のプロトタイプを作成し、顧客とともにその性能を実測して妥当性を評価する。
 開発側では、開発の各工程でその工程の完了を判断した上で次工程に進み、総合テストで利用者が参加して操作性の確認を実施した後に運用側に引き渡す。
 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新などを迅速に進める。
 システム開発において、機能の拡張を図るために、固定された短期間のサイクルを繰り返しながらプログラムを順次追加する。
 

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正解の理由(令和6年 問47)

DevOps(Development and Operation:デブオプス)は、開発担当者と運用担当者の連携を強化するための考え方や仕組みです。
開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して機能などの導入や更新を迅速に進めます。(ITパスポート 令和元年 問55より)

DevOpsの説明(マネジメント系ソフトウェア開発管理技術26.開発プロセス・手法)

 「開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して機能の導入や更新などを迅速に進める。」とあるので、DevOpsに関する記述です。

よって、正解は  です。

不正解の理由(令和6年 問47)

 「開発側が重要な機能のプロトタイプを作成」「顧客とともにその性能を実測して妥当性を評価する。」とあるので、プロトタイピングモデルに関する記述です。

 「開発側では、開発の各工程でその工程の完了を判断した上で次工程に進み」「総合テストで利用者が参加して操作性の確認を実施した後に運用側に引き渡す。」とあるので、ウォーターフォールモデルに関する記述です。

 「固定された短期間のサイクルを繰り返しながらプログラムを順次追加する。」とあるので、アジャイル開発に関する記述です。

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(令和6年 問47)
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