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企業活動-令和6年

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令和6年 問6

技術戦略の策定や技術開発の推進といった技術経営に直接の責任をもつ役職はどれか。

ア CEO
イ CFO
ウ COO
エ CTO
 

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正解の理由(令和6年 問6)

CxO(Chief x Officer:シーエックスオー)は、企業活動における業務および機能の責任者を表す総称として使われています。

「Chief」は組織の責任者、「x」は役割や業務、「Officer」は役員などを意味し、xには、「E(Executive)」や「O(Operations)」「F(Financial)」などが入ります。

CEO(Chief Executive Officer):最高経営責任者
COO(Chief Operations Officer):最高執行責任者
CFO(Chief Financial Officer):最高財務責任者
CTO(Chief Technology OfficerあるいはChief Technical Officer):最高技術責任者

問題に「技術戦略の策定や技術開発の推進といった技術経営に直接の責任をもつ役職」とあるので、CTOが適切です。

よって、正解は  です。

(令和6年 問6)
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令和6年 問8

表はA社の期末の損益計算書から抜粋した資料である。当期純利益が800百万円であるとき、販売費及び一般管理費は何百万円か。

単位 百万円
売上高8,000
売上原価6,000
販売費および一般管理費
営業外収益150
営業外費用50
特別利益60
特別損失10
法人税等350

ア 850
イ 900
ウ 1,000
エ 1,200
 

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正解の理由(令和6年 問8)

損益計算書に売上高と当期純利益の関係を書き加えると、次の表のようになります。

単位 百万円
売上高8,000
売上原価6,000
販売費および一般管理費
営業外収益150
営業外費用50
特別利益60
特別損失10
法人税等350
当期純利益800

式にすると、

8,000 – 6,000 – x + 150 – 50 + 60 – 10 – 350 = 800

x=1,000

よって、正解は  です。

(令和6年 問8)
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令和6年 問14

ある商品の販売量と気温の関係が一次式で近似できるとき、予測した気温から商品の販売量を推定する手法として、適切なものはどれか。

ア 回帰分析
イ 線形計画法
ウ デルファイ法
エ パレート分析
 

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正解の理由(令和6年 問14)

回帰分析は、結果となる数値と要因となる数値の関係を、式で表してを明らかにする統計的手法です。

問題に「ある商品の販売量と気温の関係が一次式で近似できる」とあるので、回帰分析が適切です。

よって、正解は  です。

(令和6年 問14)
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令和6年 問20

A社では、 1千万円を投資して営業支援システムを再構築することを検討している。現状の営業支援システムの運用費が5百万円/年、再構築後の営業支援システムの運用費が4百万円/年、再構築による新たな利益の増加が2百万円/年であるとき、この投資の回収期間は何年か。ここで、これら以外の効果、費用などは考慮しないものとし、計算結果は小数点以下第2位を四捨五入するものとする。

ア 2.5
イ 3.3
ウ 5.0
エ 10.0
 

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正解の理由(令和6年 問20)

採算性の評価イメージ

この投資の回収期間を T 年とすると、

〇効果額=運用費の削減効果+利益の増加
   =(500 – 400)T + 200T
   = 300T

〇費用=1000

〇効果額=費用
 300T=1000
   T=3.33・・・

よって、正解は  です。

(令和6年 問20)
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令和6年 問24

式は定期発注方式で原料の発注量を求める計算式である。a~cに入れる字句の適切な組合せはどれか。

ITパスポート令和6年問24

abc
営業日数安全在庫量現在の発注残
営業日数現在の発注残安全在庫量
発注間隔安全在庫量現在の発注残
発注間隔現在の発注残安全在庫量
 

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正解の理由(令和6年 問24)

定期発注方式とは、1週間に1回、1ヶ月に1回など、あらかじめ設定した期間ごとに発注する方法です。

発注した分が納入されるまでの期間、原料不足で生産がストップしないように発注量を決める考え方で、次の式で求めます。

発注量=(発注間隔+調達期間)×毎日の使用予定量+安全在庫-現在の在庫量-現在の発注残

ここで、

(発注間隔+調達期間)は、発注した分が納入されるまでの期間を意味します。

(発注間隔+調達期間)×毎日の使用予定量は、発注した分が納入されるまでの期間に生産に必要な原料の量を意味します。

安全在庫は、予想外の受注が入って生産を増やす場合などに対応できるように、多く持っておく原料の在庫です。この分は、発注が必要です。

現在の在庫量は、自社の倉庫にある原料の現時点での量です。この分は、発注する必要はありません。

現在の発注残は、発注してあるが、まだ納入されていない原料の量です。今後、納入されるので発注する必要はありません。

よって、正解は  です。

(令和6年 問24)
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令和6年 問26

データサイエンティストの役割に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 機械学習や統計などの手法を用いてビッグデータを解析することによって、ビジネスに活用するための新たな知見を獲得する。
イ 企業が保有する膨大なデータを高速に検索できるように、パフォーマンスの高いデータベースを運用するためのシステム基盤を構築する。
ウ 企業における情報システムに関するリスクを評価するために、現場でのデータの取扱いや管理についての実態を調査する。
エ 企業や組織における安全な情報システムの企画、設計、開発、運用を、サイバーセキュリティに関する専門的な知識や技能を活用して支援する。
 

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正解の理由(令和6年 問26)

データサイエンティストは、統計学や機械学習などの手法を用いて大量のデータを解析して、新たなサービスや価値を生み出すためのヒントやアイディアを抽出する人材です。
(ITパスポート 令和元年 問23より)

 「機械学習や統計などの手法を用いてビッグデータを解析することによって、ビジネスに活用するための新たな知見を獲得する。」とあるので、データサイエンティストの役割に関する記述として適切です。

よって、正解は  です。

(令和6年 問26)
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令和6年 問30

上司から自社の当期の損益計算書を渡され、“我が社の収益性分析をしなさい”と言われた。経営に関する指標のうち、この損益計算書だけから計算できるものだけを全て挙げたものはどれか。

a 売上高増加率
b 売上高利益率
c 自己資本利益率

ア a
イ a、 b
ウ a、 b、 c
エ b
 

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正解の理由(令和6年 問30)

損益計算書は、会社の一会計期間における経営成績を示す決算書です。

会社の経営成績を収益(かせぎ)と費用(コスト)とを対比して、その差額として利益(もうけ)を示すものです。

単位 百万円
売上高8,000
売上原価6,000
販売費および一般管理費1,000
営業外収益150
営業外費用50
特別利益60
特別損失10
法人税等350
損益計算書の例(ITパスポート 令和6年 問8より)

a 売上高増加率は、2つ以上の期間の売上高を比較して求めます。当期の損益計算書だけでは、売上高増加率を計算できません。

b 売上高利益率は、利益を売上高で割ったものです。利益と売上は損益計算書からわかるので、損益計算書だけから売上高利益率を計算できます。

c 自己資本利益率は、当期純利益を自己資本で割ったものです。自己資本は貸借対照表に記載されるので、当期の損益計算書だけでは、自己資本利益率を計算できません。

よって、当期の損益計算書だけで計算できるのは だけなので、正解は  です。

(令和6年 問30)
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