企業 予想1
SRI (Socially Responsible Investment)を説明したものはどれか。
出典:応用情報 平成28年春午前 問74
–正解の理由–
SRI(Socially Responsible Investment)の各単語には、次のような意味があります。
Socially→社会的
Responsible→責任のある
Investment→投資
日本語では「社会的責任投資」と訳されています。
SRIは、投資家が財務評価だけでなく、社会的責任への取組みも評価して,企業への投資を行うことです。
イ ”社会的責任への取組みも評価して、企業への投資を行う。”とあるので、SRIです。
よって、正解は イ です。
–不正解の理由–
ア ”企業が”とあり、投資家ではないのでSRIではありません。
ウ ”先端技術開発への貢献度が高いベンチヤ企業に対して”とあり、社会的責任への取組みではないので、SRIでありません。
エ ”大型の公共事業への投資”とあり、企業活動ではないのでSRIではありません。
企業 予想2
政府は、IoTを始めとする様々なICTが最大限に活用され、サイバー空間とフィジカル空間とが融合された“超スマート社会”の実現を推進している。必要なものやサービスが人々に過不足なく提供され、年齢や性別などの違いにかかわらず、誰もが快適に生活することができるとされる“超スマート社会”実現への取組みは何と呼ばれているか。
出典:応用情報 平成30年春午前 問71
–正解の理由–
Society5.0は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、新たな未来社会(Society)です。
”サイバー空間とフイ ジカル空間とが融合された超スマート社会”とあるので、Society5.0です。
よって、正解は イ です。
–不正解の理由–
ア e-Govは、政府が運営する行政情報のポータルサイトです。オンライン上での行政手続きや、行政情報を簡単に活用できます。
ウ Web 2.0は、初期のWebにはない新しい技術や仕組み、WebサイトやWebサービスなどの漠然とした呼び方です。現在は、ほとんど使われません。
エ ダイバーシティ社会は、性別、年齢、国籍、経験などが個人ごとに異なるような多様性を受容する社会です。
企業 予想3
散布図のうち、“負の相関”を示すものはどれか。

出典:初級シスアド 平成21年春 問70
–正解の理由–
相関には、図のような特徴があります。

よって、正解は イ です。
企業 予想4
表のセルAl~C2に値が入力されている。表の値をcsv形式で出力した結果はどれか。ここで、レコード間の区切りは改行コード“CR”を使用するものとする。

出典:ITパスポート 平成23年特別 問73
–正解の理由–
CSVは、値や項目をカンマ” , “で区切って表すデータ形式です。
下の図のように、” ,”、”CR”を挿入して考えます。

すると、”月 , l月 , 2月 CR 売上高 , 500 , 600 CR”になります。
よって、正解は ア です。
企業 予想5
メタデータを説明したものはどれか。
出典:ソフトウェア開発 平成20年秋午前 問37
–正解の理由–
メタデータは、本体であるデータを説明する情報が記載されたデータです。
簡単に言うと、「データのためのデータ」です。
例えば、
- 作成者、ユーザー名
- 編集者
- 作成日
- 更新日
- 保存場所
- サイズ
などがあります。
エ ”データの定義情報を記述したデータ”とあるので、メタデータの説明です。
よって、正解は エ です。
企業 予想6
コンピュータの能力の向上によって、限られたデータ量を分析する時代から、Volume (量)、 Variety (多様性)、 Velocity (速度)の三つのVの特徴をもつビッグデータを分析する時代となった。この時代の変化によって生じたデータ処理の変化について記述しているものはどれか。
出典:情報セキュリティマネジメント 平成29年秋午前 問46
–正解の理由–
機械学習は、コンピュータに大量のデータを学習させ、データから規則性や判断基準を発見し、それに基づき未知のものを予測、判断する技術です。
ビックデータを活用できるようになって、機械学習の利用が進みました。
エの”膨大なデータを処理することで、パターンを発見することに力を注ぐようになった。”は、適切です。
よって 正解は エ です。
–不正解の理由–
ア ビックデータを活用できるようになって、大量のデータを学習させ、データから規則性や判断基準を発見し、それに基づき未知のものを予測、判断する技術である機械学習の利用が進みました。
”原因と結果の関係に力を注ぐようになった。”は、不適切です。
イ コンピュータの能力の向上によって、ビッグデータの全量分析が可能になりました。
”対象データを無作為抽出することによって予測精度を高めるようになった。”は不適切です。
ウ データクレンジングは、データの中の「誤った情報」「不十分な情報」などを消去、修正することにより、分析や業務に適したデータに加工する、正確なデータ分析に欠かせない技術です。
ビックデータに限らないので、”クレンジングに力を注ぐようになった。”は不適切です。
企業 予想7
気温と売上高の関係が負の相関となっているものはどれか。

出典:ITパスポート 平成23年特別 問15
–正解の理由–
相関には、図のような特徴があります。

よって、正解は イ です。
企業 予想8
ノートパソコンやPDA、携帯電話等を用いて、移動中等の空き時間にオフィス外で働く作業を何と呼ぶか。
–正解の理由–
「情報通信技術(ICT)を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」をテレワークといいます。
本拠地のオフィスから離れた場所で、ICTを使って仕事をすることです。
テレワークは、働く場所で分けることができます。
イ モバイルワークは、ICTを活用し、移動中の交通機関や顧客先、カフェなどを就業場所とする働き方です
よって、正解は イ です。
–不正解の理由–
ア 在宅勤務は、自宅でのテレワークのことです。
ウ フィールドワークは、現地調査のことです。テレワークとは関係ありません。
エ サテライトオフィス勤務は、ICTを活用し,本拠地のオフィスから離れたところに設置した部門共用オフィスで就業する施設利用型のテレワークです。
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