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ITパスポート 令和7年 問97 問題とポイント解説

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問題(令和7年 問97)

情報セキュリティにおいて、可用性が損なわれた事象だけを全て挙げたものはどれか。

  1. 関連取引先との電子決済システムがDoS攻撃を受け、処理ができなくなった。
  2. 顧客情報管理システムの顧客情報が誤った内容のまま運用されていた。
  3. 社内のサーバに不正侵入されて、社外秘の情報が漏えいした。
 a
 a、 b
 b、 c
 c
 

解説(令和7年 問97)

この問題の特徴
  1. シラバス:Ver.3.0以前
  2. 出題分野:セキュリティ
  3. 過去問題(公開)出題頻度:ほぼ必ず出た
  4. キーワード:可用性
可用性の説明(テクノロジ系セキュリティ62.情報セキュリティ管理)

可用性は、認可された利用者が、必要なときに情報にアクセスできることを確実にすることです。

a.関連取引先との電子決済システムがDoS攻撃を受け、処理ができなくなった。

利用できなくなっているので、可用性が損なわれた事象です。

b.顧客情報管理システムの顧客情報が誤った内容のまま運用されていた。

情報に誤りがあっても、システムは運用されていたので、可用性が損なわれた事象ではありません。完全性が損なわれた事象です。

完全性の説明(テクノロジ系セキュリティ62.情報セキュリティ管理)

c.社内のサーバに不正侵入されて、社外秘の情報が漏えいした。

利用できなくなったとはないので、可用性が損なわれた事象ではありません。「社内のサーバに不正侵入されて」とあるので、機密性が損なわれた事象です。

機密性の説明(テクノロジ系セキュリティ62.情報セキュリティ管理)

よって、可用性が損なわれた事象は a だけなので、正解は  です。

(令和7年 問97)
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