ITパスポート 令和7年 問98　問題とポイント解説

問題（令和７年　問98）

4個の要素から成るデータの並びを、次の手順を繰り返して昇順に整列するとき、整列が終了するまでに（1） から（3）の一連の手順は、何回実行されるか。ここで、最初はデータの並び全体を整列対象とする。

データの並び：［27、 42、 33、 12]

〔手順〕
(1) 整列対象中の要素の最大の値を選び、最後の要素と入れ替える。
(2) 最後の要素を整列対象から外す。
(3) 整列対象に要素が1個以上残っていれば、（1）から（3）の一連の手順を実行する。
残っていなければ、整列完了なので終了する。

解説（令和７年　問98）

手順に従って、データを並び変えます。

元々のデータの並び	［27、 42、 33、 12]
１回目
(1)最大の値42を、最後の要素12と入れ替え	［27、 12、 33、 42]
(2)最後の要素42を外す	［27、 12、 33]
(3)要素が残っているので(1)へ	［27、 12、 33]
２回目
(1)最大の値33を、最後の要素33と入れ替え （変化なし）	［27、 12、 33]
(2)最後の要素33を外す	［27、 12]
(3)要素が残っているので(1)へ	［27、 12]
３回目
(1)最大の値27を、最後の要素12と入れ替え	［12、 27]
(2)最後の要素27を外す	［12]
(3)要素が残っているので(1)へ	［12]
４回目
(1)最大の値12を、最後の要素12と入れ替え （変化なし）	［12]
(2)最後の要素12を外す
(3)要素が残っていないので終了

よって、（1） から（3）の一連の手順を4回繰り返すので、正解は　ウ　です。

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