
シラバスが変わって「前より難しくなった。」って、みんな言っているけど、受けるのどうしようかなあ。

ちょっと待って! IPAの統計資料と過去問題(公開)で確かめてみようね。
この1年の合格率は平均48.6% 若干、低下傾向
試験の主催者(IPA)の統計資料(令和8年4月発表)から、受験者数と合格率をグラフにしました。

合格率の全体傾向
この一年の平均合確率は、48.6% です。(令和8年4月時点)
大きな変化ではありませんが、若干、下降気味です。
昨年度に比べて、受験者数に大きな変化が無いので、多少、問題が難しくなっているものと考えられます。
参考に、受験者数がITパスポート試験に近い日商簿記3級(ネット受験、2025年4月~2025年12月)では、合格率 40.8% でした。
3月 合格率 低下
3月の合格率が下がっています。
ITパスポート試験では、受験者が増えると、合格率が下がる傾向があります。
年度末で、準備不足のまま突破を試みる受験者が増えたため、合格率が低下したものと考えられます。
今年度後半から、受験者数増が予想される
ITパスポート試験の内容が2027年度から変わるとの発表がありました。
(https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/henkou/2025/20260331.html)
現在の試験制度については、2026年度で終了する予定です。
今年度後半から年度末にかけて、試験会場が混むことが予想されます。
試験日から合格証の受領まで時間がかかり、また、最悪の場合には、再受験のための学習期間も必要になります。
目標時期に合格証を手に入れるため、学習だけでなく、試験会場の予約状況の確認も心がけましょう。


令和8年過去問題(公開)の出題傾向
令和8年過去問題(公開)を次の4つに分類して、出題傾向を調べました。
| 過去問を解くことが効果的 | 過去問を解くだけではカバーしきれない | ||
| シラバス5.0以前から ある用語の問題 | シラバス6.0以降の 新出用語の問題 | シラバスにない 用語の問題 | 類題が見当たらない問題 |
| ・シラバス5以前からあった用語の問題なので、出題例が多い。 ・特に意識しなくとも、対策できる。 | ・シラバス6.0以降の新出用語なので、出題例が少ない ・対策が手薄になりやすい。 | ・一つの用語について、同じような問題がない。 ・対策がほとんどできない。 | ・シラバスに用語はあったが、公開問題にはなかった(少なかった)。 ・対策がおろそかになりやすい。 |
ストラテジ系の出題傾向と対策
| 過去問を解くことが効果的 | 過去問を解くだけではカバーしきれない | ||
| シラバス5.0以前からある用語の問題 | シラバス6.0以降の新出用語の問題 | シラバスにない用語の問題 | 類題が見当たらない問題 |
| 11問 | 2問 | 6問 | 15問 |
| 令和7年に 比べ 8問 減 | 令和7年に比べ 6問 減 | 令和7年に比べ 3問 増 | 令和7年に比べ 10問 増 |
ストラテジ系では、過去問を解くだけではカバーできない問題が2/3を占める
令和8年過去問題では、シラバスの大幅な変更(Ver.6.3)から時間が経過したこともあり、『新出用語』の問題が減りました。
しかし、『シラバスにない用語の問題』や『類題が見当たらない問題』が大幅に増えています。
本番の試験に向けて、対策が必要です。
ストラテジ系では、過去問を解くことに加えて、次の学習を!
シラバス6.0以降の新出用語
ストラテジ系には、新出用語が125語あります。
なかでも、『企業活動』『法務』『ビジネスインダストリ』の分野に多くあります。
これらの分野は、例年、特に出題多い(7問~8問程度)分野でもあります。
新出用語について、目的、役割、用途など整理して理解しましょう。
シラバスにない用語の問題
『シラバスにない用語の問題』は、同じテーマの出題数が少ないため、年度別に過去問を解くだけでは十分に対策できません。
『シラバスにない用語の問題』を選んで解き、用語について、目的、役割、用途など整理して理解しましょう。
ストラテジ系には、『シラバスにない用語の問題』が28問(注1)あります。
(注1)令和4年~令和8年過去問題・解説に表示しました。
類題が見当たらない問題
『類題が見当たらない問題』も、同じテーマの出題数が少ないため、年度別に過去問を解くだけでは十分に練習できません。
『類題が見当たらない問題』を選んで解き、出題された用語について、目的、役割、用途など整理して理解しましょう。
ストラテジ系には、『類題が見当たらない問題』が20問(注2)あります。
(注2)対象:令和7年~令和8年過去問題(公開)
令和8年過去問題・解説に表示しました。令和7年については、少々お待ちください。
マネジメント系の出題傾向と対策
| 過去問を解くことが効果的 | 過去問を解くだけではカバーしきれない | ||
| シラバス5.0以前から ある用語の問題 | シラバス6.0以降の 新出用語の問題 | シラバスにない 用語の問題 | 類題が見当たらない問題 |
| 13問 | 0問 | 0問 | 7問 |
| 令和7年に比べ 1問 増 | 令和7年に比べ 2問 減 | 令和7年に比べ 4問 減 | 令和7年に比べ 5問 増 |
マネジメント系では、過去問演習が効果的な問題が多い。
ただし、『類題が見当たらない問題』が増えているので注意。
対策しにくい『新出用語の問題』や『シラバスにない用語の問題』が前年より減っています。
一方で、『類題が見当たらない問題』が増えています。
本番の試験に向けて、『類題が見当たらない問題』への対策が必要です。
マネジメント系では、過去問を解くことに加えて、次の学習を!
類題が見当たらない問題
『類題が見当たらない問題』は、同じテーマの出題数が少ないため、年度別に過去問を解くだけでは十分に練習できません。
『類題が見当たらない問題』を選んで解き、出題された用語について、目的、役割、用途など整理して理解しましょう。
マネジメント系には、類題が見当たらない問題が9問(注3)あります。
(注3)対象:令和7年~令和8年過去問題(公開)
令和8年過去問題・解説に表示しました。令和7年については、少々お待ちください。
テクノロジ系の出題傾向と対策
| 過去問を解くことが効果的 | 過去問を解くだけではカバーしきれない | ||
| シラバス5.0以前から ある用語の問題 | シラバス6.0以降の 新出用語の問題 | シラバスにない 用語の問題 | 類題が見当たらない問題 |
| 24問 | 7問 | 7問 | 8問 |
| 令和7年に比べ 5問 減 | 令和7年に比べ 2問 減 | 令和7年に比べ 5問 増 | 令和7年に比べ 3問 増 |
テクノロジ系では、過去問を解くだけではカバーできない問題が約1/2を占める
同じテーマの出題数が少ないため、過去問演習だけでは対策しにくい『新出用語の問題』『シラバスにない用語の問題』『類題が見当たらない問題』が、令和8年過去問題に合計22問もあります。
本番の試験に向けて、対策が必要です。
テクノロジ系では、過去問を解くことに加えて、次の学習を!
シラバス6.0以降の新出用語
テクノロジ系で、新出用語が177語あります。
なかでも、『アルゴリズムとプログラミング』『基礎理論』『セキュリティ』『情報メディア』『ネットワーク』の分野に多くあります。
なかでも、『セキュリティ』『ネットワーク』『基礎理論』は、特に出題が多いです。
新出用語について、目的、役割、用途など整理して理解しましょう。
シラバスにない用語の問題
『シラバスにない用語の問題』は、同じテーマの出題数が少ないため、年度別に過去問を解くだけでは十分に対策できません。
『シラバスにない用語の問題』を選んで解き、用語について、目的、役割、用途など整理して理解しましょう。
テクノロジ系には、『シラバスにない用語の問題』が39問(注4)あります。
(注4)令和4年~令和8年過去問題・解説に表示しました。
類題が見当たらない問題
『類題が見当たらない問題』は、同じテーマの出題数が少ないため、年度別に過去問を解くだけでは十分に対策できません。
『類題が見当たらない問題』を選んで解き、出題された用語について、目的、役割、用途など整理して理解しましょう。
テクノロジ系には、『類題が見当たらない問題』が13問(注5)あります。
(注5)対象:令和7年~令和8年過去問題(公開)
令和8年過去問題・解説に表示しました。令和7年については、少々お待ちください。
効率のよい過去問演習方法
ITパスポート試験では、よくある『過去問題を何度も繰り返し解く勉強方法』だけでは、合格まで遠回りすることでしょう。
次の記事では、過去問からの出題傾向を明らかにし、効率のよい過去問演習方法を紹介しています。
過去問題演習だけでなく、新出用語対策が重要
過去問題演習は比較的取り組み易く、時間を多く割いてしまいがちです。
そのため、意識して、「新出用語の問題 + シラバスにない用語の問題」の対策をすることが重要です。
次の記事を活用されることをおすすめします。
また、ITパスポート試験はとても広い分野から出題されるので、試験範囲をすべてしっかり勉強することは現実的でありません。
ある程度流す部分としっかり時間をかける部分を間違えないよう、次の記事をご活用ください。
令和8年過去問題(公開)の問題を見てみる
次のような問題が豊富にあります。
・過去問題が少ない、新出用語の問題やシラバスにない用語の問題
・事例に関していたり、説明がまとまっていて用語を覚えるのに最適などの特徴があり、これまでの公開問題には類似したものが見当たらなく、ぜひ、理解しておきたい問題

ITパスポート試験合格を応援しています。






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