システム監査-令和3年

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令和3年 問38

システム監査の手順に関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

ア 
イ 
ウ 
エ 
 

正解の理由

システム監査は、情報システムにまつわるリスク(情報システムリスク)に適切に対処しているかどうかを、独立かつ専門的な立場のシステム監査人が点検・評価・検証し、問題点の指摘や改善策の勧告を行うことです。

システム監査は、企業や自治体などの組織が任意に行う監査です。法令で定められたものではありません。

経済産業省が発行している「システム監査基準」で、手順が図のように定められています。

システム監査の流れ(マネジメント系システム監査31.システム監査)

よって、正解は  です。

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問37 令和3年 問39

令和3年 問49

ITガバナンスに関する次の記述中のaに入れる、最も適切な字句はどれか。

(a)は、現在及び将来のITの利用についての評価とIT利用が事業の目的に合致することを確実にする役割がある。

ア 株主
イ 監査人
ウ 経営者
エ 情報システム責任者
 

正解の理由

ガバナンス(governance)には、統治、管理、支配という意味があります。

ITガバナンスは、経営陣が組織の価値を高めるために実践する行動であり、情報システム戦略の策定及び実現に必要な組織能力のことです。
(ITパスポート 令和4年秋 問40より)

ITガバナンスを構築・推進する責任者は、経営者です。
(ITパスポート 令和元年秋 問53より)

よって、正解は  です。

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問48 令和3年 問50

令和3年 問55

有料のメールサービスを提供している企業において、メールサービスに関する開発・設備投資の費用対効果の効率性を対象にしてシステム監査を実施するとき、システム監査人が所属している組織として、最も適切なものはどれか。

ア 社長直轄の品質保証部門
イ メールサービスに必要な機器の調達を行う運用部門
ウ メールサービスの機能の選定や費用対効果の評価を行う企画部門
エ メールシステムの開発部門
 

正解の理由

システム監査人は、情報システムにまつわるリスクに適切に対処しているかどうかを、点検・評価・検証します。そのため、システム監査人は、独立かつ専門的な立場でなければなりません。

“社長直轄の品質保証部門”は、メールサービスに関する開発・設備投資の業務から独立しているので、システム監査人が所属する組織として適切です。

よって、正解は  です。

不正解の理由

イ 設備投資に関わっているので、”運用部門”は不適切です。

ウ ”メールサービスの機能の選定や費用対効果の評価を行う”のはユーザーの会社なので、”企画部門”は不適切です。

エ 開発費用に関わっているので、”開発部門”は不適切です。

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問54 令和3年 問56

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