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システム構成要素-令和4年

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令和4年 問99

1台の物理的なコンピュータ上で、複数の仮想サーバを同時に動作させることによって得られる効果に関する記述a~cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 仮想サーバ上で、それぞれ異なるバージョンのOSを動作させることができ、物理的なコンピュータのリソースを有効活用できる。

b 仮想サーバの数だけ、物理的なコンピュータを増やしたときと同じ処理能力を得られる。

c 物理的なコンピュータがもつHDDの容量と同じ容量のデータを、全ての仮想サーバで同時に記録できる。

 a
 a、c
 b
 c
 

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正解の理由(令和4年 問99)

仮想サーバは、物理サーバ上にソフトウェアで構築されるサーバです。 1台の物理サーバで、複数の仮想サーバを、あたかも独立したサーバのように使うことができます。

リソースは、必要なメモリ容量やハードウェアの容量、CPUの処理速度などの資源のことです。

a 例えば図のように、物理リソースを有効活用できます。

サーバ仮想化のメリット(テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成)

「物理的なコンピュータのリソースを有効活用できる。」は、適切です。

 1台の物理的コンピュータで複数のOS・プログラムが動くため、1台につき1つのOSが動く物理サーバに比べて、リソースが不足している場合など性能面で劣る場合があります。

「同じ処理能力を得られる。」は、不適切です。

c 物理的なコンピュータを仮想サーバで共有して利用するため、すべて同時には記録できません。

「全ての仮想サーバで同時に記録できる。」は、不適切です。

よって、適切なものは a だけなので、正解は  です。

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(令和4年 問99)
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