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ITパスポート 令和7年 問69 問題とポイント解説

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問題(令和7年 問69)

バイオメトリクス認証の他人受入率と本人拒否率に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか

バイオメトリクス認証の認証精度において、他人受入率を低く抑えようとすると( a )が高くなり、本人拒否率を低く抑えようとすると( b )が高くなる。

ab
安全性可用性
安全性利便性
利便性安全性
利便性可用性
 

解説(令和7年 問69)

この問題の特徴
  1. シラバス:Ver.6.3
  2. 出題分野:セキュリティ
  3. 過去問題(公開)出題頻度:ほぼ必ず出た
  4. キーワード:他人受入率、本人拒否率

FRR (False Rejection Rate:本人拒否率)

本人拒否率は、認証しようとしている人が本人であるにもかかわらず、認証がエラー(Rejection=拒否)になる確率です。
FRR (本人拒否率)が低くなるように設定すると、利便性が高くなります。

FAR (False Acceptance Rate:他人受入率)

他人受入率は、認証しようとしている人が他人で認証(Acceptance=受け入れ)されてしまう確率です。
FAR (他人受入率)が低くなるように設定すると、安全性が高くなります。

FRR (本人拒否率)とFAR (他人受入率)の関係

FRRを減少させると、FARは増大します。
(基本情報 平成20年春午前 問64より)

よって、問題の文は、

バイオメトリクス認証の認証精度において、他人受入率を低く抑えようとすると( a 安全性 )が高くなり、本人拒否率を低く抑えようとすると( b 利便性 )が高くなる。

となり、正解は  です。

(令和7年 問69)
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