問題(令和7年 問50)
チャットボットの説明として、最も適切なものはどれか。
ア 質問に対して、ソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み
イ センサーを搭載した機器や制御装置が直接インターネットにつながり、お互いに情報をやり取りする仕組み
ウ 人間に代わって荷物を運ぶなどの作業を行う機械的な仕組み
エ ルール化された定型的な操作を人間の代わりにソフトウェアが自動で行う仕組み
解説(令和7年 問50)
この問題の特徴
- シラバス:Ver.4.0
- 出題分野: サービスマネジメント
- 過去問題(公開)出題頻度:ほぼ必ず出た
- キーワード:チャットボット

チャットボットは、文字や音声による問合せ内容に対して、会話形式でリアルタイムに自動応答する仕組みです。
(ITパスポート 令和2年 問49より)
ア 質問に対して、ソフトウェアがリアルタイムで自動応答する仕組み
チャットボットの説明です。
イ センサーを搭載した機器や制御装置が直接インターネットにつながり、お互いに情報をやり取りする仕組み
IoTの説明です。

IoT(Internet of Things)
IoTは、コンピュータなどの情報通信機器だけでなく様々なものに通信機能をもたせ、インターネットに接続することによって自動認識や遠隔計測を可能にし、大量のデータを収集・分析して高度な判断サービスや自動制御を実現することです。
(基本情報 平成28年春午前 問65より)
ウ 人間に代わって荷物を運ぶなどの作業を行う機械的な仕組み
AGV(Automatic Guided Vehicle、無人搬送車)やAMR(Autonomous Mobile Robot、自律走行搬送ロボット)の説明です。
エ ルール化された定型的な操作を人間の代わりにソフトウェアが自動で行う仕組み
RPAの説明です。

RPA (Robotic Process Automation)
RPAは、人間が行っていた定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットに代替させることによって、自動化や効率化を図る手段です。
(ITパスポート 令和2年 問29より)
よって、正解は ア です。
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