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企業活動-令和4年

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令和4年 問4

ITの活用によって、個人の学習履歴を蓄積、解析し、学習者一人一人の学習進行度や理解度に応じて最適なコンテンツを提供することによって、学習の効率と効果を高める仕組みとして、最も適切なものはどれか。

ア アダプティブラーニング
イ タレントマネジメント
ウ ディープラーニング
エ ナレッジマネジメン卜
 

正解の理由

アダプティブラーニングは、e-ラーニングのシステムを使い、学習者一人一人の理解の程度や進み具合に合わせて行う学習を進める方法です。

問題に「ITの活用によって、個人の学習履歴を蓄積、解析し、学習者一人一人の学習進行度や理解度に応じて最適なコンテンツを提供する」とあるので、アダプティブラーニングが適切です。

よって、正解は  です。

不正解の理由

 タレントマネジメントは、社員それぞれのスキル・才能・経験などを把握して、人材開発や人材配置にするマネジメント手法です。

 ディープラーニングは、大量のデータをニューラルネットワークで解析して、データの特徴を抽出、学習する技術です。

 ナレッジマネジメントは、企業内の組織や個人が得た知識やノウハウなどを全社内で共有・活用することによって、業務効率化などを目指す経営手法のことです。

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問3 令和4年 問5

令和4年 問31

コールセンタの顧客サービスレベルを改善するために、顧客から寄せられたコールセンタ対応に関する苦情を分類集計する。苦情の多い順に、件数を棒グラフ、累積百分率を折れ線グラフで表し、対応の優先度を判断するのに適した図はどれか。

ア PERT図
イ 管理図
ウ 特性要因図
エ パレート図
 

正解の理由

パレート図は、分類項目別に分けたデータを件数の多い順に並べた棒グラフで示し、重ねて総件数に対する比率の累積和を折れ線グラフで示した図です。
(ITパスポート 平成23年秋 問14より)

パレート図の例(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)

問題に「苦情の多い順に、件数を棒グラフ、累積百分率を折れ線グラフで表し、対応の優先度を判断する」とあるので、パレート図が適しています。

よって、正解は  です。

不正解の理由

 PERT図は、プロジェクト全体について、各工程の流れと、その工程にかかる日数を表す図で、作業項目の順序関係や依存関係を表すことができます。
(ITパスポート 平成25年春 問44より)

PERT図(アローダイアグラム)(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)

 管理図は、プロジェクトの品質マネジメントにおいて、プロセスが安定しているかどうか、又はパフォーマンスが予測のとおりであるかどうかを判断するために用いるものであって,許容される上限と下限が設定されているもの図です。
(応用情報 平成24年秋午前 問54より)

管理図の例(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)

 特性要因図は、原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ,結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする図です。
(基本情報 平成17年春午前 問75より)

特性要因図の説明(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)
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問30 令和4年 問32

令和4年 問34

あるオンラインサービスでは、新たに作成したデザインと従来のデザインのWebサイトを実験的に並行稼働し、どちらのWebサイトの利用者がより有料サービスの申込みに至りやすいかを比較、検証した。このとき用いた手法として、最も適切なものはどれか。

ア A/Bテスト
イ ABC分析
ウ クラスタ分析
エ リグレッションテスト
 

正解の理由

A/B テストは、WEBマーケティングにおける手法の一つです。

WEBサイトの表示などについて、AパターンとBパターン(Aパターンの1部(コンテンツの配置や画像・デザイン)などを変更したもの)を用意して、どちらがより良い成果を出せるのか検証するものです。

問題に「新たに作成したデザインと従来のデザインのWebサイトを実験的に並行稼働し、どちらのWebサイトの利用者がより有料サービスの申込みに至りやすいかを比較、検証した。」とあるので、A/B テストが適切です。

よって、正解は  です。

不正解の理由

 ABC分析は、全体に占める度数の割合が大きい項目をA、中程度の項目をB、少ない項目はCと分類して、全体に占める割合の大きさごとに分析を行っていく分析手法です。
総務省統計局ホームページより)

 クラスタ分析は、異なる種類のものが混在している集団の中から、互いに性質が似たものを集めて「クラスター(集団)」を作り、データの傾向や特徴を把握しやすくする分析手法です。

 リグレッションテスト(回帰テスト)は、プログラムを修正したことによって、想定外の影響が出ていないかどうかを確認するためのテストです。
(応用情報 平成26年秋 午前問48より)

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問33 令和4年 問35

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