ITパスポート 令和7年 問62　問題とポイント解説

問題（令和７年　問62）

OSの仮想記憶方式に関する次の記述中のa～cに入れる字句の適切な組合せはどれか。

プログラムの実行時に、コンピュータの（ a ）装置の（ b ）な容量に制約されない、（ c ）なアドレス空間を提供する。

	a	b	c
ア	主記憶	物理的	論理的
イ	主記憶	論理的	物理的
ウ	補助記憶	物理的	論理的
エ	補助記憶	論理的	物理的

解説（令和７年　問62）

仮想記憶は、 プログラムやデータを補助記憶装置に格納し、必要に応じて主記憶に読み込むので、主記憶の見かけの容量を拡大できます。
（応用情報　平成25年春午前　問19）

仮想記憶は、主記憶の見かけの容量を拡大するので、　a は、「主記憶 」が適切です。

一般に、「物理的」は、スペース・重さなど、数量に置き換えられる状況を指し、「論理的」とは、きちんと筋道を立てて考える様子を指します。

「（ b ）な容量」とあるので、b は、「物理的」が適切です。

「容量に制約されない、（ c ）」とあるので、c は、考えるようすを指す「論理的」が適切です。

よって、問題の文は

となり、正解は　ア　です。

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R７