令和7年 問67
3次元画像処理の高速化や、動画をなめらかにするなどの機能をもつ、描画処理のためのハードウェアはどれか。
解説(令和7年 問67)
- シラバス:Ver.3.0以前
- 出題分野: コンピュータ構成要素
- 過去問題(公開)出題頻度:よく出た
- キーワード:GPU
ア CGI
Common(コモン、共通の)
Gateway(ゲートウェイ、出入口)
Interface(インタフェース、接点)
CGIは、Webサーバにおいて,クライアントからの要求に応じてアプリケーションプログラムを実行して、その結果をWebブラウザに返すなどのインタラクティプなページを実現するために、Webサーバと外部プログラムを連携させる仕組みです。
(基本情報 平成30年春午前 問35より)
Webページの来訪者数カウンタなどのように、訪問者が訪れるごとに新たなべ一ジを生成する機能を実現できます。
(ITパスポート 平成25年春 問77より)
イ GPU
Graphics(グラフィックス、画像)
Processing(プロセシング、処理)
Unit(ユニット、装置)
GPUは、三次元グラフィックスの画像処理などを CPUに代わって高速に実行する演算装置です。
(ITパスポート 平成28年秋 問58より)
ウ GUI
Graphical(グラフィカル、視覚的)
User(ユーザ、利用者)
Interface(インタフェース、接点)
GUIは、ユーザー視点による見やすさ、使いやすさに重点を置いたユーザインタフェースです。
アイコン、ボタン、メニューなどのグラフィカルな要素をマウスやタッチで選択することで、直感的にコンピューター操作できます。
エ UPS
Uninterruptible(アンインタラプティブル、無停止の)
Power(パワー、電力)
Supply(サプライ、供給)

UPSは、停電や落雷などによる電源の電圧の異常を感知したときに、それをコンピュータに知らせると同時に電力の供給を一定期間継続して、システムを安全に終了させるために、コンピュータと電源との聞に設置する機器です。
(ITパスポート 平成29年秋 問74より)
よって、正解は イ です。
令和7年 問75
次の記憶媒体のうち、記憶素子として半導体メモリを用いているものだけを全て挙げたものはどれか。
- CD-ROM
- DVD-RAM
- RAM
- SSD
- USBメモリ
解説(令和7年 問75)
- シラバス:Ver.3.0以前
- 出題分野: コンピュータ構成要素
- 過去問題(公開)出題頻度:ほぼ必ず出た
- キーワード:RAM、SSD、USBメモリ
半導体メモリ
半導体の回路を電気的に制御して、データを記憶・保持する電子部品(素子)をいいます。
a.CD-ROM
Compact(コンパクト、小型) Disk (ディスク、円盤) | Read(リード、読み出し) Only(オンリー、だけ) Memory(メモリ、記憶装置) |
CD-ROMは、データの読み出し専用の光ディスクです。
b.DVD-RAM
Digital(デジタル) Versatile(多用途) Disc(ディスク、円盤) | Random(ランダム、任意の) Access(アクセス、利用) Memory(メモリ、記憶装置) |
DVD-RAMは、データの読み出しや書き込みを行う光ディスクです。
c.RAM
Random(ランダム、任意の)
Access(アクセス、利用)
Memory(メモリ、記憶装置)
RAMは、高速でデータの読み書きが可能な半導体メモリです。電源を切ると記憶内容が消えます。(揮発性メモリ)主に、コンピュータの主記憶として用いられます。
d.SSD
Solid State(ソリッドステート、固体の状態→半導体)
Drive(ドライブ、駆動装置)
SSDは、記録媒体が半導体でできており物理的な駆動機構をもたないので、 HDDと比較して低消費電力で耐衝撃性も高いです。
(ITパスポート 令和4年 問84より)
e.USBメモリ
Universal(ユニバーサル、一般的な)
Serial(シリアル、直列)
Bus(バス、データ伝送路)
USBメモリは、パソコンなどの USB 端子に接続して使う小型の記憶装置です。内部にフラッシュメモリ(半導体メモリの一種)があり、電気的にデータの書き換えが可能です。
半導体メモリを用いているものは、 c 、 d 、 e なので、正解は ウ です。
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