問題(令和7年 問46)
開発が完了したソフトウェアを本番環境にインストールする手順を明確にし、それを実施する工程として、適切なものはどれか。
ア ソフトウェア統合
イ ソフトウェア導入
ウ 妥当性確認
エ 利用者教育
解説(令和7年 問46)
この問題の特徴
- シラバス:Ver.3.0以前
- 出題分野: システム開発技術
- 過去問題(公開)出題頻度:よく出た
- キーワード:ソフトウェア導入
ア ソフトウェア統合
ソフトウェア統合は、単体テストをクリアした複数のモジュールが連携して正しく動作するかを検証する工程です。
イ ソフトウェア導入
ソフトウェア導入は、ソフトウェア、データベースなどを契約で指定されたとおりに初期設定し、実行環境を整備する作業を指します。
(ITパスポート 平成25年秋 問48より)
ソフトウェア導入に当たっては、実施者、責任者などの実施体制を明確にしておく必要があります。
(ITパスポート 平成28年秋 問36より)
問題に「本番環境にインストールする手順を明確にし、それを実施する工程」とあるので、ソフトウェア導入が適切です。
ウ 妥当性確認
妥当性確認は、成果物が利用者の視点から意図された正しいものになっているかどうかを確認する工程です。
(基本情報 平成27年秋午前 問50 より)
エ 利用者教育
利用者教育は、円滑な移行と業務運用を可能にするため、利用者に対する新システムの操作方法や業務の手続きなど教育します。
よって、正解は イ です。
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