最新ストラテジ系「システム戦略」の問題集

ITパスポートシラバス6対応最新ストラテジ系システム戦略の問題集(システム戦略)分野別問題集
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「システム戦略」は、6問程度(ストラテジ系35問中)出題される分野です。
*令和元年秋~令和4年公開問題の平均

令和4年公開問題の「システム戦略」には、シラバス6の新しい問題はありませんでした。

しかし、シラバスにない「アクティビティ図」の問題(令和4年問15)が出ました。

必ず確認しておきましょう。

また、解き方、考え方を身につけるために、解説もよく確認しましょう。

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(1) 令和4年 問7

 業務と情報システムを最適にすることを目的に、例えばビジネス、データ、アプリケーション及び技術の四つの階層において、まず現状を把握し、目標とする理想像を設定する。次に現状と理想との事離を明確にし、目標とする理想像に向けた改善活動を移行計画として定義する。このような最適化の手法として、最も適切なものはどれか。

ア BI (Business Intelligence)
イ EA (Enterprise Architecture)
ウ MOT (Management of Technology)
エ SOA (Service Oriented Architecture)
 

解説

ア BIは、ビジネスに関わるあらゆる情報を蓄積し、その情報を経営者や社員が自ら分析し、分析結果を経営や事業推進に役立てるといった概念です。
(ITパスポート 平成27年春 問6より)

イ ”現状と理想との事離を明確にし目標とする理想像に向けた改善活動を移行計画として定義する”とあるので、EAです。

ウ MOTは、技術革新を効果的に自社のビジネスに結び付けて企業の成長を図ることです。

エ SOAは、サービスの組合せでシステムを構築する考え方です。

よって、正解は イ です。

(2) 令和4年 問15

 業務プロセスを、例示するUMLのアクティビティ図を使ってモデリングしたとき、表現できるものはどれか。

ア 業務で必要となるコスト
イ 業務で必要となる時間
ウ 業務で必要となる成果物の品質指標
エ 業務で必要となる人の役割
 

解説

アクティビティ図は、業務プロセスの流れやプログラムの制御フローを表す図です。

次のような図です。

アクティビティ図(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)

ア 業務で必要となるコストは、表現できません。

イ 業務で必要となる時間は、表現できません。

ウ 業務で必要となる成果物の品質指標は、表現できません。

エ 業務で必要となる人の役割は、表現できます。

よって、正解は エ です。

(3) 令和4年 問17

 BYODの事例として、適切なものはどれか。

ア 会社から貸与されたスマートフォンを業務中に私的に使用する。
イ 会社から貸与されたスマートフォンを業務で使用する。
ウ 会社が利用を許可した私物のスマートフォンを業務で使用する。
エ 販売店の売上データを本部のサーバに集めるようにしたので、年齢別や性別の販売トレンドの分析ができるようになった。
 

解説

BYODは、企業などにおいて、従業員が私物の情報端末を自社のネットワークに接続するなどして、業務で利用できるようにすることです。

ア ”会社から貸与されたスマートフォン”は、BYODではありません。

イ ”会社から貸与されたスマートフォン”は、BYODではありません。

ウ BYODの事例です。

エ ”私的に使用する”のは、BYODではありません。

よって、正解は ウ です。

(4) 令和4年 問25

  a~dのうち、業務プロセスの改善に当たり、業務プロセスを表記するために用いられる図表だけを全て挙げたものはどれか。

a DFD

b アクティビティ図

c パレート図

d レーダチャート

ア a、b
イ a、c
ウ b、d
エ c、d
 

解説

a  DFDは、データの流れに着目し,業務のデータの流れと処理の関係を表記する図です。
(ITパスポート 平成29年春 問14より)

DFD(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)

b  アクティビティ図は、業務プロセスの流れやプログラムの制御フローを表す図です。

アクティビティ図(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)

c  パレート図は、分類項目別に分けたデータを件数の多い順に並べた棒グラフで示し、重ねて総件数に対する比率の累積和を折れ線グラフで示した図です。
(ITパスポート 平成23年秋 問14より)

パレート図の例(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)

d  レーダチャートは、複数の項目に対応する放射状の各軸上に、基準値に対する度合いをプロットした多角形のグラフです。各点を結んで全体のバランスを比較する時に使われます。
(基本情報 平成17年秋午前 問75より)

レーダーチャート(ストラテジ系企業活動2.業務分析・データ利活用)

よって、正解は ア です。

(5) 令和4年 問33

 IT機器やソフトウヱア、情報などについて、利用者の身体の特性や能力の違いなどにかかわらず、様々な人が同様に操作、入手、利用できる状態文は度合いを表す用語として、最も適切なものはどれか。

ア アクセシビリティ
イ スケーラビリティ
ウ ダイバーシティ
エ トレーサビリティ
 

解説

ア アクセシビリティは、ソフトウェアや情報サービス、Webサイトなどを、高齢者や障害者を含む誰もが利用可能であるか示すものです。
(応用情報 平成27年秋午前 問71より)

イ スケーラビリティは、機器やソフトウェア、システムなどの拡張性のことです。システムへの要求の変化や負荷の増大などに対して、どれだけ柔軟に性能を変化させられるか示すものです。

ウ ダイバーシティは、性別,年齢,国籍,経験などが個人ごとに異なるような多様性のことです。
(ITパスポート 平成30年春 問7より)

エ トレーサビリティは、製品や食料品など,生産段階から最終消費段階又は廃棄段階までの全工程について、履歴の追跡が可能であることです。
(応用情報 平成27年秋午前 問71より)

よって、正解は ア です。

(6) 令和4年 問35

 あるコールセンタでは、AI を活用した業務改革の検討を進めて、導入するシステムを絞り込んだ。しかし、想定している効果が得られるかなど不明点が多いので、試行して実現性の検証を行うことにした。このような検証を何というか。

ア IoT
イ PoC
ウ SoE
エ SoR
 

解説

ア IoTは、コンビュータなどの情報通信機器だけでなく様々なものに通信機能をもたせ、インターネットに接続することによって自動認識や遠隔計測を可能にし、大量のデータを収集・分析して高度な判断サービスや自動制御を実現することです。
(基本情報 平成28年春午前 問65より)

イ PoCは、新しい概念やアイディアの実証を目的とした、開発の前段階における検証を表します。
(ITパスポート 令和2年 問28より)

ウ SoEは、データの活用を通じて、消費者や顧客企業とのつながりや関係性を深めることを目的とした情報システムです。
(応用情報 令和2年秋午前 問72より) 

エ SoRは、記録(record)を目的とした情報システムです。

よって、正解は イ です。

ここまで、ストラテジ系「システム戦略」について、令和4年過去(公開)問題を確認しました。

選択肢にある用語を、用語集でも確認しておきましょう。

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