ITパスポート/シラバス5.0新しい用語と攻略ポイント~システム構成要素

システム構成要素用語説明

ITパスポート試験 テクノロジ系 システム構成要素 では,シラバス5.0の新しい用語が9語あります。

出題傾向

重要度指数

27(テクノロジ系6位)
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出題数

3問程度(テクノロジ系35問中)
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出題傾向

出題数の変化はなく,一定して出ている。
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「システム構成要素」の新しい用語と攻略ポイント

ポイント

お互いに関連がある用語が多いので、違いをしっかり覚えましょう。

お互いに関連がある用語があります。

このような場合には,用語を丸暗記する努力より

用語どうしの違い(対象、目的、長所、短所など)に着目して覚えるほうが、

問題を解くときに役に立ちます。

例えば,ITパスポートではありませんが,サーバの仮想化について次のような問題があります。

コンテナ型仮想化の説明として,適切なものはどれか。

ア アプリケーションの起動に必要なプログラムやライブラリなどをまとめ,ホストOSで動作させるので,独立性を保ちながら複数のアプリケーションを稼働できる。
イ サーバで仮想化ソフトウェアを動かし,その上で複数のゲストOSを稼働させるので,サーバのOSとは異なるOSも稼働できる。
ウ サーバで実行されたアプリケーションの画面情報をクライアントに送信し,クライアントからは端末の操作情報がサーバに送信されるので,クライアントにアプリケーションをインストールしなくても利用できる。
エ ホストOSで仮想化ソフトウエアを動かし,その上で複数のゲストOSを稼働させるので,物理サーバヘアクセスするにはホストOSを経由する必要がある。
 

(応用技術 令和3年秋 問14より)

正解は,ア です。

仮想化について,用語どうしの違い(対象、目的、長所、短所など)を覚えていないと答えられない問題です。

ポイント

サーバの仮想化のメリット:

管理のコストや負荷が削減できます。

仮想化によって,1台の物理サーバー上に複数のサーバーを集約できるためです。

ポイント

ホスト型、ハパバイザ型、コンテナ型は、サーバの仮想化に関する用語です。

パソコンについても仮想化があります。

区別しましょう。

仮想化(ホスト型)

Ver.5.0
仮想化のメリット:
1台の物理サーバー上に複数のサーバーを集約できるため、管理のコストや負荷が削減できる。

ホスト型のしくみ:
ホストとなるOS上で仮想化ソフトウェアを使い、別のゲストOSを運用する方法

ホスト型の長所:
アプリケーションを採用するような手軽さでサーバー仮想化を実現できる。

ホスト型の短所:
ゲストOSを動かすためにはホストOS自体の処理も必要なるため、ハイパーバイザー型と比べて処理速度が出にくい。

テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成 

仮想化(ハイパバイザ型)

Ver.5.0
仮想化のメリット:
1台の物理サーバー上に複数のサーバーを集約できるため、管理のコストや負荷が削減できる。

ハイパバイザ型のしくみ:
ホストOSの処理を必要とせずハードウェアを直接制御できる。

ハイパバイザ型の長所:
処理速度が早い。

ハイパバイザ型の短所:
既存のホストOSをそのまま利用できなかったり、専用の物理サーバーを用意する必要があったりするためホスト型と比較すると手軽には利用できない。

テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成 

仮想化(コンテナ型)

Ver.5.0
仮想化のメリット:
1台の物理サーバー上に複数のサーバーを集約できるため、管理のコストや負荷が削減できる。

コンテナ型のしくみ:
ホストOS上にアプリケーションの起動に必要なアプリケーション本体・必要なライブラリ・設定ファイルなどをひとまとめにした「コンテナ」を作成し、「コンテナエンジン」上で動作させる。

コンテナ型の長所:
少ないリソースでのアプリケーション実行が可能となるため、メモリやCPUリソースを余分に使うことがない。

テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成 

ポイント

VM, VDIは,パソコンの仮想化に関する用語です。

VM(Virtual Machine:仮想マシン)

Ver.5.0
コンピュータ内に、ソフトウェアによってあたかも別のコンピュータがあるように動作を再現した疑似的なマシン

メリット:
例えば,違うOS上で動作するアプリケーションを使うために,別のパソコンを用意する必要がありません。

テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成 

VDI(Virtual Desktop Infrastructure:デスクトップ仮想化)

Ver.5.0
パソコンを仮想化した仕組み
一般的にパソコンのOSやアプリケーションを使って行われる処理を、サーバ上の仮想化されたパソコンで実行し、利用者の手元のパソコン等の端末に、その画面だけを転送するシステム

メリット:パソコン本体の負荷が軽くなります。

テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成 

ポイント

マイグレーション(migration)は,「移動、移住、移転 」の意味です。

マイグレーション

Ver.5.0
ソフトウェアやハードウェア、システム、データ、開発言語などを別のものに移行したり、新しいシステムに切り替えたりすること

テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成 

ライブマイグレーション

Ver.5.0
liveの意味:生きている→電気が流れている

サーバの仮想化技術において,あるハードウエアで稼働している仮想化されたサーバを停止することなく別のハードウェアに移動させ,移動前の状態から引き続きサーバの処理を継続させる技術
(ITパスポート 令和元年秋 問57より)

テクノロジ系システム構成要素43.システムの構成 

ポイント

コールドスタンバイ, ホットスタンバイ  二つの方式の違いを覚えましょう。

コールドスタンバイ

Ver.5.0
予備機を準備しておき,障害発生時に運用担当者が予備機を立ち上げて本番機から予備機へ切り替える方式
(ITパスポート平成26年春期 問56)

(覚え方)
コールド
→冷たい
→待機中に電源は入っていない
→障害発生時立ち上げ

ホットスタンバイ

Ver.5.0
予備機をいつでも動作可能な状態で待機させておき,障害発生時に直ちに切り替える方式
(ITパスポート平成26年春期 問56)

(覚え方)
ホット
→暖かい
→待機中に電源が入っている
→いつでも動作可能な状態

以上、システム構成要素 の シラバス5.0新しい用語と攻略ポイントでした。

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