短期間で合格するためにやるべきこと5つ

ITパスポートに短期間で合格するためにやるべきことはじめに知りたい

多くの資格試験では,たくさんの過去問題を繰り返し解くことが,学習方法の王道です。

でも、ITパスポート試験は,出題傾向がよく変わります。

最近では,平成31年4月,令和2年10月,令和3年4月に出題内容が変わり,令和4年4月にも予定されています。

ITパスポート試験に短期間で合格するには,過去問題以外の学習方法も大切です。

そこで,やることを,次の5つにまとめました。

たくさんあるように見えますが,細かく示しただけです。

むしろ,効率よく学習できるので,全体としての学習量は減るでしょう。

やること
  1. 参考書を読んで基礎知識を覚える。
  2. シラバス4,5の新しい用語を覚える。
  3. 過去5回分の過去問題で演習する。
  4. 他試験区分の過去問題で,新しい用語について問題演習する。
  5. 学習の弱い部分を補強する。

それでは,詳細について説明します。

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短期間で合格するためにやること

1.参考書を読んで基礎知識を覚える。

次のように参考書を読みます。

〇1回目
この単元では,どんなこと,どんな用語が書いてあるのか確認します。
時間をかけないで,気楽に読みます。

〇2回目
類似した用語(例えば、教師あり学習、教師なし学習、強化学習など)の違いなど,覚えておきたい部分をアンダーラインで強調します。
参考書にある練習問題を解いてみます。

また,ランキング上位にある参考書の多くは、わかりやすくするために,かなり内容を絞っています。

試験には,参考書で説明していない用語もたくさん出ることを認識しておきましょう。

なお,参考書の使い方を,別記事で詳しく説明しました。

2.シラバス4および5の新しい用語を覚える。

令和3年春に公開された過去問題を見ると、試験問題の半分以上はシラバス4および5の新しい問題です。

大雑把に言うと,次のようになります。

シラバス3以前の用語
960語注)から,50問 出題

シラバス4および5の新しい用語
449語注)から,50問 出題

注)本サイトの調査による。
一つの用語でも,略号と正式に名称を分けてカウントしています。

闇雲にたくさんの用語を覚えようとするより,シラバス3以前の用語とシラバス4および5の新しい用語を分けて覚える方が効率がいいです。

本サイトでは,シラバス4および5の新しい用語を整理して説明しています。

3.過去5回分の過去問題演習する。

試験問題には,全部ではありませんが,過去問題に似た問題が出ます。

令和3年春の公開問題全100問について調べると,過去6回分の公開問題(過去問題)に集中していました。

最低でも,過去5回分の過去問題の演習は必要です。

なお,過去問題が出題される傾向を,別記事で詳しく説明しました。

また,過去問題を使って,問題の解き方を練習します。

ITパスポート試験では,用語名やその意味を暗記したけど,問題を解こうとすると正解できないことがよくあります。

出題のパターンなど,出題形式に慣れておくことも大切です。

4.他試験区分の過去問題で,新しい用語について問題演習する。

シラバス5の新しい用語についての問題は, ITパスポートではあまり公開されていません。

そのため,シラバス5の新しい用語についての問題演習が不足します。

しかし,新しい用語についての問題が,他試験区分の情報処理試験で公開されていることがあります。

試験区分が違っても,ITパスポート試験と同じような出題形式の問題です。

他区分の過去問題を使った問題演習で,シラバス5の新しい用語についての覚えるポイントを知り,また,覚えた知識を確認することが出来ます。

5.学習の弱い部分を補強する。

解けなかった問題について,誰でも,次回解けるように,正解や解説を確認します。

解けなかった問題を一問一問つぶしていくこの方法では,合格レベルになるまで,たくさんの問題を解く必要があります。

でも,3回分程度の公開問題を解いた後,同じ分野の問題は何問正解できたか?,同じような形式の問題は何問正解したか?数えてみましょう。

すると,数多くの問題を解かなくても,特定の分野や問題形式の誤りが多いなどの傾向から,学習の弱い部分を見つけることが出来ます。

こうして学習の弱い部分を見つけて補強したほうが,解けなかった問題を一問一問つぶしていくより効率がいいです。

以上, 短期間で合格するためにやることを解説しました。

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