学習するとき、どんな点に気をつけたらいいのか、場面ごとにポイントをまとめました。
①基礎知識の学習(ストラテジ系)
参考書の読み方(1回目)
〇基本、時間をかけないで、気楽に読みます。
目の付けどころは、次の通りです。
目の付けどころ
ⅰ)今、読んでいる分野に、どんな用語があって、どこにまとめられているか?
ⅱ)本で”ポイント!”あるいは”覚えるところ”など強調していることは、どこに書いているか?
〇令和3年4月の試験からの試験要綱で、企業活動とビジネスインダストリの一部が変更になったこと、また、公開問題の傾向、シラバス変更部分も考慮すると、特に、次の点がどこに書いてあるか確認しておきましょう。
特に、確認する内容
企業活動
・社会における IT 利活用の動向
(デジタルトランスフォーメーション(DX)などの部分)
・データ(ビッグデータを含む)を分析して利活用することによる、業務改善や問題解決の手法
(データサイエンス,ビッグデータ分析などの部分)
・売上と利益の公式、それを使った計算問題
ビジネスインダストリ
・AI の活用領域及び活用目的
(特化型AI、汎用AI、AI による認識などの部分)
・AI を利活用する上での留意事項
(人間中心のAI 社会原則などの部分)
・IoT を利用したシステム
(CASEなどIoTを利用したシステム例やそのしくみなどの部分)
・ロボットの利用例
(産業や医療などさまざまな分野での利用例の部分)
参考書の読み方(2回目)
〇読みながら、全体の内容について、用語や公式を覚えます。
覚えておきたい内容を、アンダーラインで強調します。
振り返るポイント
- 用語の名称
- 特徴(類似したもの、技術との違い)
- 使う領域・場面での使い方
〇太字で示した分野は出題数が多いので、丁寧に学習しましょう。
- 企業活動(5問程度)
- 法務(8問程度)
- 経営戦略マネジメント (6問程度)
- 技術戦略マネジメント (2問程度)
- ビジネスインダストリ(9問程度)
- システム戦略(6問程度)
- システム企画 (2問程度)
注)令和元年秋~令和4年公開問題の平均
〇1回目の「特に、確認する内容」であげた部分を覚えましょう。
②重要用語の学習(ストラテジ系)
用語を覚えるときの注目ポイント
- 用語の名称、特徴、特に使う目的
- 同じ分野の用語との違い
各用語には、シラバスのバージョン、シラバスの項目を付けました。
参考書を調べたり、覚えた用語を整理するときに使えます。
③新しい用語の学習(ストラテジ系)
どんな新しい用語があって、どんな点を暗記するとよいのか、他の用語との関係を知ってから学習すると効果が高まります。
④覚えたことの確認(ストラテジ系)
こまめに、覚えたことを繰り返して確認すると、長い時間覚えていられます。
分野別に確認すると効果的です。
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