ITパスポート/スキマ時間にちょっと確認9~ビジネスインダストリ

ITパスポートすきま問題9ストラテジジ系ビジネスインダストリ分野別問題集
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今回は、ビジネスや工場でのICTの活用について、まぎらわしい選択肢から適切なものを選ぶ問題です。

正解の記号を確認するだけでなく、他の選択肢がなぜ適切でないか確認しましょう。

必ず、試験で役に立ちます。

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(1) 令和元年秋 問31

RFIDの活用によって可能となる事柄として、適切なものはどれか。

ア 移動しているタクシーの現在位置をリアルタイムで把握する。
イ インターネット販売などで情報を暗号化して通信の安全性を確保する。
ウ 入館時に指紋や虹彩といった身体的特徴を識別して個人を認証する。
エ 本の貸出時や返却の際に複数の本を一度にまとめて処理する。
 

解説

RFIDは、無線通信でデータを読み込んだり書き換えたりすることができるシステムです。

ア タクシーの現在位置の把握には、GPSを利用します。

イ インターネット販売などの情報暗号化には、SSL/TLSを利用します。

ウ 生体認証の説明です。

エ ”RFIDを内蔵した利用者カードを発行し、書籍にはシート状に加工したRFIDを貼り、貸出,返却時にカウンタで用いるRFID読取装置を新たに導入する。”ことで実現できます。
(ITパスポート 平成25年秋 問99より)

よって、正解は エ です。

(2) 令和元年秋 問14

CADの説明として、適切なものはどれか。

ア アナログ信号をディジタル信号に変換する回路のこと
イ 建築物、工業製品などの設計にコンビュータを用いること
ウ 光を電気信号に変換する撮像素子のこと
エ 文字、画像、音声などのデータを組み合わせて一つのコンテンツを作ること
 

解説

CADは、製品の設計にコンビュータを利用し、設計作業の生産性や信頼性の向上を図るシステムです。

ア ”アナログ信号をディジタル信号に変換する回路”は、AD変換回路です。

イ ”建築物、工業製品などの設計”とあるので、適切です。

ウ ”光を電気信号に変換する撮像素子”は、イメージセンサです。

エ ”文字、画像、音声などのデータを組み合わせた一つのコンテンツ”は、マルチメディアコンテンツです。

よって、正解は イ です。

CADの実物イメージCADと誤りやすい例は、こちら

(3) 令和元年秋 問18

銀行などの預金者の資産を、AI が自動的に運用するサービスを提供するなど、金融業においてIT技術を活用して、これまでにない革新的なサービスを開拓する取組を示す用語はどれか。

ア FA
イ FinTech
ウ OA
エ シェアリングエコノミー
 

解説

ア FAは、組立てや搬送などにハードウェアのロボットを用いることによって、工場の生産活動の自動化を実現することです。

イ FinTechは、金融業においてIT技術を活用して、これまでにない革新的なサービスを開拓する取組です。
(ITパスポート 令和元年秋 問18より)

試験に出たFinTechの例は、こちら

ウ OAは、事務作業(書類作成、保存、送付など)の自動化・効率化を図ることです。

エ シェアリングエコノミーは、個人が保有している使われていない資産、リソースの貸出をインターネットを介し仲介するサービスです。

シェアリングエコノミーの具体例は、こちら

よって、正解は イ です。

(4) 令和2年 問32

ある会社のECサイトでは、利用者からのチャットでの多様な問合せについて、オペレータが対応する仕組みから、ソフトウエアによる自動対応に変更した。このとき,利用者の過去のチヤツ卜の内容などを学習して、会話の流れから適切な回答を推測できる仕組みに変更するために使われた技術として、最も適切なものはどれか。

ア AI
イ AR
ウ CRM
エ ERP
 

解説

EC

ア AIは、”利用者の過去のチヤツ卜の内容などを学習して、会話の流れから適切な回答を推測”できます。

イ AR(Augmented Reality:拡張現実)は、実際に目の前にある現実の映像の一部にコンピュータを使って仮想の情報を付加することによって、拡張された現実の環境が体感できる技術です。

ウ CRM(Customer Relationship Management)は、顧客との関係を管理するシステムです。

エ ERP(Enterprise Resources Planning)は、各業務の情報を管理・結び付けて効率化するシステムです。

ERP

よって、正解は ア です。

(5) 令和2年 問5

製造業における標準化の事例として,最も適切なものはどれか。

ア 作業負荷の均衡を図り、かつ、前工程から引き取る部品の種類と量を平準化した。
イ 生産活動を合理化するために、製造に必要な部品や手順を統ーした。
ウ 生産管理プログラムの実行速度を向上させるために、最適なアルゴリズムを選択した。
エ 製品の種類の削減や作業内容の見直しを通じて、生産計画、生産工程、作業方法を簡素化した。
 

解説

標準化は、”標準”を定め、標準に従って業務を行うことで、誰でも一定の水準の業務をできるようにすることです。作業時間やコストの無駄をなくす目的で行います。

ア ”平準化”は、かたよりをなくすことです。

イ ”製造に必要な部品や手順を統ー”は、標準化と同じ意味です。

ウ “最適なアルゴリズムを選択”は、標準に従って業務を行うことにはなりません。

エ ”簡素化”は、簡単にすることです。

よって、正解は イ です。

(6) 令和4年 問18

インダストリー4.0から顕著になった取組に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 顧客ごとに異なる個別仕様の製品の、多様なITによるコスト低減と短納期での提供
イ 蒸気機関という動力を獲得したことによる、軽工業における、手作業による製品の生産から、工場制機械工業による生産への移行
ウ 製造工程のコンビュータ制御に基づく自動化による、大量生産品の更なる低コストでの製造
エ 動力の電力や石油への移行とともに、統計的手法を使った科学的生産管理による、同一規格の製品のベルトコンベア方式での大量生産
 

解説

インダストリー4.0は、「第4次産業革命」という意味合いがあります。

スマートファクトリーの実現を目指します。

スマートファクトリーは、IoTやAIなどの技術を駆使し、さまざまな工場設備をネットワークで接続して大量のデータを取得・分析することにより、生産性の向上や品質管理の向上を図ることです。

ア “多様なITによるコスト低減と短納期での提供“は、スマートファクトリーの特徴なので、適切です。

イ ”手作業による製品の生産から、工場制機械工業による生産への移行”は、第一次産業革命の説明です。適切ではありません。

ウ ”大量生産品の更なる低コストでの製造”は、第三次産業革命の説明です。適切ではありません。

エ ”同一規格の製品のベルトコンベア方式での大量生産”は、第二次産業革命の説明です。適切ではありません。

よって、正解は ア です。

(7) 令和4年 問29

 マネーロンダリングの対策に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 金融取引に当たり、口座開設時の取引目的や本人確認を徹底し、資金の出所が疑わしい取引かどうかを監視する。
イ 紙幣の印刷に当たり、コピー機では再現困難な文字や線,傾けることによって絵が浮かび上がるホログラムなどの技術を用いて、複製を困難にする。
ウ 税金の徴収に当たり、外国にある子会社の利益を本国の親会社に配当されたものとみなして,本国で課税する。
エ 投資に当たり、安全性や収益性などの特徴が異なる複数の金融商品を組み合わせることによって、一つの事象によって損失が大きくなるリスクを抑える。
 

解説

マネーロンダリングは、犯罪行為によって得た収益を合法的な手段で得たように見せかけ、また、収益の出どころをわかりにくくする行為です。

ア “口座開設時の取引目的や本人確認を徹底し、資金の出所が疑わしい取引かどうかを監視”は、マネーロンダリングを防止する効果があります。

イ “ホログラムなどの技術を用いて複製を困難にする。”とあるので、紙幣の偽造防止技術の内容です。

ウ ”外国にある子会社の利益を(中略)本国で課税する。”とあるので、外国子会社合算税制(タックスヘイブン対策税制)の内容です。

外国子会社合算税制(タックスヘイブン対策税制)は、実質的活動を伴わない外国子会社等を利用する等により、日本の税負担を軽減・回避する行為に対処するため法律です。

エ ”一つの事象によって損失が大きくなるリスクを抑える。”とあるので、分散投資の内容です。

よって、正解は ア です。

ここまで、ビジネスや工場でのICTの活用について、まぎらわしい選択肢から適切なものを選ぶ問題を確認しました。

次は、第10回 問題に用語説明があって、基本的な用語を覚えるのに役立つ問題を確認しましょう。

次は、こちら

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