スキマ時間に確認(第29回)~プロジェクトマネジメント

ITパスポートすきま時間過去問題29プロジェクトマネジメント分野別問題集
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プロジェクトマネジメントについて理解を深められる問題集めました。

解説もよく確認しましょう。

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(1) 令和元年秋 問38

システム開発プロジェクトの開始時に、開発途中で利用者から仕様変更要求が多く出てプロジェクトの進捗に影響が出ることが予想された。品質悪化や納期遅れにならないようにする対応策として、最も適切なものはどれか。

ア 設計完了後は変更要求を受け付けないことを顧客に宣言する。
イ 途中で遅れが発生した場合にはテストを省略してテスト期間を短縮する。
ウ 変更要求が多く発生した場合には機能の実装を取りやめることを計画に盛り込む。
エ 変更要求の優先順位の決め方と対応範囲を顧客と合意しておく。
 

解説

選択肢を一つ一つ確認して、”品質悪化や納期遅れにならないようにする対応策”を選びます。

ア 一方的に、変更要求を受け付けなければ、顧客の要求を満たせなくなります。適切ではありません。

イ 必要なテストを省略しては、求める品質を満たせなくなります。適切ではありません。

ウ 必要な機能が満たせなくなります。適切ではありません。

エ 求める品質と納期の条件の下で、あらかじめ変更要求への対応方法を顧客と合意しておくことで、顧客の満足する具体的な対応ができます。

よって、正解は エ です。

(2) 令和元年秋 問41

プロジェクトマネジメントの進め方に関する説明として、適切なものはどれか。

ア 企画、要件定義、システム開発、保守の順番で、開発を行う。
イ 戦略、設計、移行、運用、改善のライフサイクルで、ITサービスを維持する。
ウ 目標を達成するための計画を作成し、実行中は品質、進捗、コストなどをコントロールし、目標の達成に導く。
エ 予備調査、本調査、評価、結論の順番で、リスクの識別、コントロールが適切に実施されているかの確認を行う。
 

解説

各選択肢の”進め方の説明”が、プロジェクトマネジメントの進め方と一致するか確認します。

ア “企画、要件定義、システム開発、保守”とあるので、システム開発の説明です。

イ ”戦略、設計、移行、運用、改善”とあるので、サービスマネジメントの説明です。

ウ ”目標、計画、品質、進捗、コスト”とあるので、プロジェクトマネジメントの説明です。

エ ”予備調査、本調査、評価、結論”とあるので、システム監査の説明です。

よって、正解は ウ です。

(3) 令和元年秋 問42

システム開発において使用するアローダイアグラムの説明として、適切なものはどれか。

ア 業務のデータの流れを表した図である。
イ 作業の関連をネットワークで表した図である。
ウ 作業を縦軸にとって、作業の所要期間を横棒で表した図である。
エ ソフトウエアのデータ間の関係を表した図である。
 

解説

ア ”データの流れ”とあるので、DFD(Data Flow Diagram)の説明です。

イ ”作業の関連”とあるので、アローダイヤグラムの説明です。

ウ ”作業を縦軸”,”所要期間を横棒”とあるので、ガントチャートの説明です。

エ ”データ聞の関係”とあるので、E-R図の説明です。

よって、正解は イ です。

(4) 令和2年 問40

プロジェクトマネジメン卜の活動には、プロジェクト統合マネジメント、プロジエクトスコープマネジメン卜、プロジェクトスケジュールマネジメント、プロジェクトコストマネジメントなどがある。プロジェク卜統合マネジメントの活動には、資源配分を決め、競合する目標や代替案間のトレードオフを調整することが含まれる。システム開発プロジェクトにおいて、当初の計画にない機能の追加を行う場合のプロジェクト統合マネジメントの活動として、適切なものはどれか。

ア 機能追加に掛かる費用を見積もり、必要な予算を確保する。
イ 機能追加に対応するために、納期を変更するか要員を追加するかを検討する。
ウ 機能追加のために必要な作業や成果物を明確にし、WBSを更新する。
エ 機能追加のための所要期間を見積もり、スケジュールを変更する。
 

解説

「プロジェクトマネジメン卜の活動には、~プロジェクトコストマネジメントなどがある。」は、前置きです。

軽く読み流します。

「プロジェク卜統合マネジメントの活動には、~含まれる」は、問題を考える条件を書いています。

与えられた条件は、「プロジェク卜統合マネジメントが、資源配分を決め、競合する目標や代替案間のトレードオフを調整する。」ということです。

よって、選択肢から、「資源配分を決め、競合する目標や代替案間のトレードオフを調整」しているものを選びます。

ア ”費用を見積もり,必要な予算を確保する”とあるので、プロジェクトコストマネジメントです。

イ ”納期を変更するか要員を追加するかを検討”とあるので、プロジェクト統合マネジメントです。
代替案間のトレードオフを調整しています。

ウ ”WBSを更新する。”とあるので、プロジェクトスコープマネジメントです。

WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトの成果物の作成作業を階層的に分解したものです。

エ  ”所要期間を見積もり,スケジュールを変更する。”とあるので、プロジェクトスケジュールマネジメントです。

よって、正解は イ です。

(5) 令和2年 問42

情報システム開発の詳細設計が終了し、プログラミングを外部のベンダに委託することにした。仕様、成果物及び作業の範囲を明確に定義した上で、プログラミングを委託先に請負契約で発注することにした。発注元のプロジェクトマネージャのマネジメン卜活動として、最も適切なものはどれか。

ア 委託先に定期的な進捗報告を求めるとともに、完成したプログラムの品質を確認する。
イ 委託先の作業内容を詳細に確認し、生産性の低い要員の交代を指示する。
ウ 委託先の作業場所で、要員の出退勤を管理し、稼働状況を確認する。
エ 委託先の要員に余力がある場合、仕様変更に伴うプログラミングの作業を担当者に直接指示する。
 

解説

ア 適切です。

イ 請負契約では、発注元は委託先の作業管理をしません。

ウ 請負契約では、 発注元は委託先の作業管理をしません。

エ 請負契約では、 発注元が依頼策の作業者に直接指示をしません。

よって、正解は ア です。

(6) 令和4年 問48

 システム開発プロジェクトの品質マネジメントにおいて、品質上の問題と原因との関連付けを行って根本原因を追究する方法の説明として、適切なものはどれか。

ア 管理限界を設定し、上限と下限を逸脱する事象から根本原因を推定する。
イ 原因の候補リストから原因に該当しないものを削除し、残った項目から根本原因を紋り込む。
ウ 候補となる原因を魚の骨の形で整理し、根本原因を検討する。
エ 複数の原因を分類し、件数が多かった原因の順に対処すべき根本原因の優先度を決めていく。
 

解説

ア 事象だけの管理で、原因との関連付けがされていません。

イ 原因だけについて検討されていて、品質上の問題のと関連がありません。

ウ 特性要因図の内容です。

特性要因図は、原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ、結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする図です。

エ 原因の件数を管理して対処の優先度を決めても、根本原因は追及できません。

よって、 正解は ウ です。

(7) 令和4年 問52

 A社がB社にシステム開発を発注し、システム開発プロジェクトを開始した。プロジェクトの関係者①~④のうち、プロジェクトのステークホルダとなるものだけを全て挙げたものはどれか。

① A社の経営者

② A社の利用部門

③ B社のプロジェクトマネージャ

④ B社を技術支援する協力会社

ア ① 、②、④
イ ① 、②、③、④
ウ ② 、③、④
エ ② 、④
 

解説

ステークホルダは、一言で言うと利害関係者です。

最初に、発注側と開発側を整理してから、考えましょう。
(発注側)A社→(開発側)B社

①A社の経営者は、発注側の経営者なので利害関係があります。

②A社の利用部門は、開発したシステムの利用者なので利害関係があります。

③B社のプロジェクトマネージャは、開発側の管理者なので利害関係があります。

④B社を技術支援する協力会社は、プロジェクトを技術的に支援するので利害関係があります。

よって、正解は イ です。

ここまで、プロジェクトマネジメントについて理解を深められるを確認しました。

次回は、どのような活動が、どのマネジメントに当たるか区別できるようになる問題を確認しましょう。

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