スキマ時間に確認(第28回)~経営戦略マネジメント

ITパスポートすきま時間過去問題28経営戦略マネジメント分野別問題集
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今回は、一つの問題で多くの用語のポイントがわかる問題です。

解説をよく確認しましょう。

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(1) 令和2年 問7

蓄積されている会計、販売、購買、顧客などの様々なデータを、迅速かつ効果的に検索、分析する機能をもち、経営者などの意思決定を支援することを目的としたものはどれか。

ア BIツール
イ POSシステム
ウ 電子ファイリングシステム
エ ワークフローシステム
 

解説

ア BIツールのBIは、BusinessIntelligence(ビジネスインテリジェンス)の略称です。

”経営者などの意思決定を支援することを目的”とあるので、問題文はBIツールの説明です。

イ POSシステムは、販売時点で、商品コードや購入者の属性などのデータを読み取ったりキ一入力したりすることで、販売管理や在庫管理に必要な情報を収集するシステムです。
(ITパスポート 平成30年秋 問35より)

ウ 電子ファイリングシステムは、帳票類、報告書、図面などの紙媒体をデジタルデータとして整理・保管し、複数の利用者が効率よくデータを活用できるようにするシステムです。

エ ワークフローシステムは、社内の決裁申請手続の迅速化と省力化を目的としたシステムです。
(ITパスポート 平成25年春 問12より)

よって、正解は、ア です。

(2) 令和2年 問15

SCMの説明として、適切なものはどれか。

ア 営業、マーケティング、アフターサービスなど、部門間で情報や業務の流れを統合し,顧客満足度と自社利益を最大化する。
イ 調達、生産、流通を経て消費者に至るまでの一連の業務を、取引先を含めて全体最適の視点から見直し、納期短縮や在庫削減を図る。
ウ 顧客ニーズに適合した製品及びサービスを提供することを目的として、業務全体を最適な形に革新・再設計する。
エ 調達,生産,販売,財務・会計,人事などの基幹業務を一元的に管理し、経営資源の最適化と経営の効率化を図る。
 

解説

ア ”営業、マーケティング、アフターサービス”は、顧客に関わる部門です。

これら部門間で”情報や業務の流れを統合”とあるので、CRM(Customer Relationship Management)の説明です。

CRMの説明(ストラテジ系経営戦略マネジメント12.経営管理システム)

イ ”調達、生産、流通を経て消費者に至るまでの一連の業務を、取引先を含めて全体最適の視点から見直し”とあるので、SCMの説明です。

SCM(サプライチェーンマネジメント)の説明(ストラテジ系経営戦略マネジメント12.経営管理システム)

ウ ”業務全体を最適な形に革新・再設計する。”とあるので、BPRの説明です。

エ ”基幹業務を一元的に管理し、経営資源の最適化と経営の効率化を図る。”とあるので、ERPの説明です。

ERPの説明(ストラテジ系経営戦略マネジメント12.経営管理システム)

よって、正解は イ です。

(3) 令和3年 問34

SCMの導入による業務改善の事例として、最も適切なものはどれか。

ア インターネットで商品を購入できるようにしたので、販売チャネルの拡大による売上増が見込めるようになった。
イ 営業担当者がもっている営業情報や営業ノウハウをデータベースで管理するようにしたので、それらを営業部門全体で共有できるようになった。
ウ ネットワークを利用して売上情報を製造元に伝達するようにしたので、製造元が製品をタイムリーに生産し、供給できるようになった。
エ 販売店の売上データを本部のサーバに集めるようにしたので、年齢別や性別の販売トレンドの分析ができるようになった。
 

解説

SCMSupply Chain Management:供給連鎖管理)
調達、生産,流通を経て消費者に至るまでの一連の業務を、取引先を含めて全体最適の視点から見直し、納期短縮や在庫削減を図ることです。
(ITパスポート 令和2年 問15より)

SCM(サプライチェーンマネジメント)の説明(ストラテジ系経営戦略マネジメント12.経営管理システム)

ア ”インターネットで商品を購入できるようにした”とあるので、ECサイトの内容です。

イ ”営業情報や営業ノウハウをデータベースで管理する”とあるので、SFAの内容です。

SFAの説明(ストラテジ系ビジネスインダストリ14.ビジネスシステム)

ウ ”製造元が製品をタイムリーに生産し、供給できるようになった”とあるので、SCMの内容です。

エ ”販売店の売上データを本部のサーバに集めるようにした”とあるので、POSシステムの内容です。

よって、正解は ウ です。

(4) 令和3年 問8

画期的な製品やサービスが消費者に浸透するに当たり、イノベーションへの関心や活用の時期によって消費者をアーリーアダプタ、アーリーマジョリティ、イノベータ、ラガード、レイトマジョリティの五つのグループに分類することができる。このうち,活用の時期が2番目に早いグループとして位置付けられ、イノベーションの価値を自ら評価し、残る大半の消費者に影響を与えるグループはどれか。

ア アーリーアダプタ
イ アーリーマジョリティ
ウ イノベータ
エ ラガード
 

解説

マーケティングに関する理論の1つにイノベータ理論があります。

この理論では、商品購入の態度によって消費者を5つのタイプに分類しています。

イノベータ(innovator):
  革新者
アーリーアダプタ(early adopter):
  初期採用者
アーリーマジョリティ(early majority):
  前期追従者
④レイトマジョリティ(late majority):
  後期追随者
ラガード(laggard):
  遅滞者

問題文に“活用の時期が2番目に早い”とあるので、アーリーアダプタです。

よって、正解は ア です。

(5) 令和4年 問22

 SCMシステムを構築する目的はどれか。

ア 企業のもっている現在の強み、弱みを評価し、その弱みを補完するために、どの企業と提携すればよいかを決定する。
イ 商品の生産から消費に関係する部門や企業の間で、商品の生産、在庫、販売などの情報を相互に共有して管理することによって、商品の流通在庫の削減や顧客満足の向上を図る。
ウ 顧客に提供する価値が調達、開発、製造、販売、サービスといった一連の企業活動のどこで生み出されているのかを明確化する。
エ 多種類の製品を生産及び販売している企業が、利益を最大化するために、最も効率的・効果的となる製品の製造・販売の組合せを決定する。
 

解説

ア ”強み、弱みを評価”とあるので、SWOT分析についての内容です。

SWOTの説明(ストラテジ系経営戦略マネジメント9.経営戦略手法)

イ ”商品の生産から消費に関係する部門や企業の間で、商品の生産、在庫、販売などの情報を相互に共有して管理”とあるので、SCMについての内容です。

SCM(サプライチェーンマネジメント)の説明(ストラテジ系経営戦略マネジメント12.経営管理システム)

ウ ”提供する価値が(中略)一連の企業活動のどこで生み出されているのかを明確化する”とあるので、バリューチェーン分析についての内容です。

バリューチェーン分析の説明(バリューチェーン分析)

エ ”多種類の製品を生産及び販売している企業が、利益を最大化するために”とあるので、PPM分析についての内容です。

PPMの説明

よって、正解は イ です。

ここまで、一つの問題で多くの用語のポイントがわかる問題を確認しました。

次は、第29回 プロジェクトマネジメントの誤りやすい問題を確認しましょう。

次は、こちら

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