スキマ時間に覚えたことを、ちょっと確認しませんか?
分析手法,経営戦略,マーケティングの頻出問題です。
選択肢に重要な用語があります。
それぞれの用語の違いを太字で強調しました。
試験前にぜひ確認しましょう。
令和元年秋 問7
事業環境の分析などに用いられる3C分析の説明として,適切なものはどれか。
解説
ア 3C分析の説明です。
企業の経営やマーケティング戦略を策定するための手法です。
”客(Customer)、競合(Competitor),自社(Company)”が覚えるポイントです。
イ RFM分析の説明です。
データベース化された顧客情報を活用し,優良顧客を抽出する方法です。
(ITパスポート 平成28年秋 問32より)
”最新購買日(Recency)、購買頻度(Frequency)、購買金額(Monetary)”が覚えるポイントです。
ウ コーホート分析の説明です。
対象の行動特性や生活様式などを分析します。
”時代”,”年齢”,”世代”が覚えるポイントです。
エ ABC分析の説明です。
優先的に管理すべき対象を明確にするための手法です。
”高い順に三つのグループに分類して”が覚えるポイントです。
正解は,ア です。
令和元年秋 問10
企業のアライアンス戦略のうち,ジョイントベンチャの説明として,適切なものはどれか。
解説
ア ジョイントベンチャの説明です。
”ジョイント ”には,連携,提携の意味があります。
イ 株式の持ち合いの説明です。
ウ M&Aの説明です。
エ ライセンス契約の説明です。
正解は, ア です。
令和元年秋 問15
自社の商品やサービスの情報を主体的に収集する見込み客の獲得を目的に,企業がSNSやプ口グ,検索エンジンなどを利用して商品やサービスに関連する情報を発信する。このようにして獲得した見込み客を,最終的に顧客に転換させることを目標とするマーケティング手法として,最も適切なものはどれか。
解説
アウトバンドマーケティング:
企業から見込み客に対してアプローチを行う(テレビCMなど)マーケティング手法
インバウンドマーケティング:
シラバスVer.5.0(令和3年4月から適用)の新しい用語です。
令和元年秋の,まだシラバスに載っていない時点で,出題されていました。
ダイレクトマーケティング:
見込み客と直接コミュニケーションを図ることを目指したマーケティング手法
例:ECサイトで,検索した商品の関連商品や類似商品が表示される。
テレマーケティング:
電話による会話を通じて見込み客に商品の購入を促すマーケティング手法
正解は,イ です。
令和2年秋 問17
複数の企業が,研究開発を共同で行って新しい事業を展開したいと思っている。共同出資によって,新しい会社を組織する形態として,適切なものはどれか。
解説
M&A:
企業の合併や買収によって相手企業の支配権を取得すること
(ITパスポート 令和元年秋 問10 より)
クロスライセンス:
特許を有する2社の間で,互いの有する特許の実施権を許諾し合う。
(ITパスポート 平成23年秋 問10より)
ジョイントベンチャ:
2社以上の企業が共同出資して経営する企業のこと
(ITパスポート 令和元年秋 問10 より)
スピンオフ:
企業が特定の事業部門を分離して,新しい会社として独立させること
よって 正解は ウ
令和2年秋 問21
横軸に相対マーケットシェア,縦軸に市場成長率を用いて自社の製品や事業の戦略的位置付けを分析する手法はどれか。
解説
ABC分析:
総売上高の高い順に三つのグループに分類して分析する。
(ITパスポート 令和元年秋 問7より)
PPM分析:

SWOT分析:
企業を取り巻く外的環境に潜む機会及び脅威,企業がもつ強み及び弱みを分析することによって,企業活動の今後の方向性を導き出すための手法です。
(ITパスポート 平成25年春 問24より
バリューチェーン分析:
企業が提供する製品やサービスの付加価値が事業活動のどの部分で生み出されているか分析します。
(ITパスポート 平成30年春 問12より)
よって,ウ が正解
以上,スキマ時間に確認(第25回)~経営戦略マネジメントでした。
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