ITパスポート/スキマ時間にちょっと確認18~法務

ITパスポートすきま問題18ストラテジ系法務分野別問題集
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今回は、さまざまな法律の禁止行為や保護している対象を選別する問題です。

誤りやすい問題ばかりなので、ぜひ確認しておきましょう。

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(1) 令和2年 問13

情報の取扱いに関する不適切な行為a~cのうち、不正アクセス禁止法で定められている禁止行為に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。

a  オフィス内で拾った手帳に記載されていた他人のIDとパスワードを無断で使い、ネットワークを介して自社のサーバにログインし、サーバに格納されていた人事評価情報を閲覧した。

b  自分には閲覧権限のない人事評価情報を盗み見するために、他人のネットワークIDとパスワードを無断で入手し、自分の手帳に記録した。

c  部門の保管庫に保管されていた人事評価情報が入ったUSBメモリを上司に無断で持ち出し、自分のPCに直接接続してその人事評価情報をコピーした。

ア a
イ a、b
ウ a、b、c
エ b、c
 

解説

不正アクセス禁止法は、不正アクセス行為や、不正アクセス行為につながる識別符号の不正取得・保管行為、不正アクセス行為を助長する行為等を禁止する法律です。

a 不正アクセス行為なので禁止行為です。

b 識別符号の不正取得・保管なので禁止行為です。

c USBメモリの無断持ち出しは、電気通信回線を介していません。そのため、不正アクセス禁止法で定められている禁止行為ではありません。

よって、 正解は イ です。

(2) 令和3年 問7

著作権法によって保護の対象と成り得るものだけを、全て挙げたものはどれか。

a インターネットに公開されたフリーソフトウェア

b データベースの操作マニュアル

c プログラム言語

d プログラムのアルゴリズム

ア a、b
イ a、d
ウ b、c
エ c、d
 

解説

著作権法の保護は、プログラム言語、規約及び解法に及びません。(著作権法10条3項)

a フリーソフトウェアであっても、著作権は作者にあります。保護対象です。

b 操作マニュアルは、保護対象です。

c プログラム言語は、保護対象ではありません。

d アルゴリズムは解法のことなので、保護対象ではありません。

よって、 正解は ア です。

他の著作権法の特徴は、こちら

(3) 令和3年 問9

不適切な行為a~cのうち、不正競争防止法で規制されているものだけを全て挙げたものはどれか。

a キャンペーンの応募者の個人情報を、応募者に無断で他の目的のために利用する行為

b 他人のIDとパスワードを不正に入手し、それらを使用してインターネット経由でコンビュータにアクセスする行為

c 不正な利益を得ようとして、他社の商品名や社名に類似したドメイン名を使用する行為

ア a
イ a、c
ウ b
エ c
 

解説

不正競争防止法は、営業秘密の侵害、周知の商品に似た表示をして商品を販売するなどの不正競争を規制するための法律です。

a 個人情報保護法の禁止行為です。

b 不正アクセス禁止法の禁止行為です。

c 不正競争防止法の禁止行為です。

よって、正解は エ です。

他の不正競争防止法での不適切行為は、こちら

(4) 令和3年 問30

情報の取扱いに関する不適切な行為a~cのうち、不正アクセス禁止法で定められている禁止行為に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。

a オフィス内で拾った手帳に記載されていた他人の利用者IDとパスワードを無断で使って、自社のサーバにネットワークを介してログインし、格納されていた人事評価情報を閲覧した。

b 同僚が席を離れたときに、同僚のPCの画面に表示されていた、自分にはアクセスする権限のない人事評価情報を閲覧した。

c 部門の保管庫に保管されていた人事評価情報が入ったUSBメモリを上司に無断で持ち出し、自分のPCで人事評価情報を閲覧した。

ア a
イ a、b
ウ a、b、c
エ a、c
 

解説

不正アクセス禁止法は、不正アクセス行為や、不正アクセス行為につながる識別符号の不正取得・保管行為、不正アクセス行為を助長する行為等を禁止する法律です。

a 不正アクセス行為なので禁止行為です。

b パソコンを操作していない(元々,同僚にPCの画面に表示されていた)ので、不正アクセス禁止法で定める禁止行為ではありません。

c USBメモリの無断持ち出しは、電気通信回線を介していません。そのため、不正アクセス禁止法で定められている禁止行為ではありません。

よって、正解は ア です。

(5) 令和元年秋 問27

取得した個人情報の管理に関する行為a~cのうち、個人情報保護法において、本人に通知又は公表が必要となるものだけを全て挙げたものはどれか。

a 個人情報の入力業務の委託先の変更

b 個人情報の利用目的の合理的な範囲での変更

c 利用しなくなった個人情報の削除

ア a
イ a、b
ウ b
エ b、c
 

解説

a 不要です。

b 必要です。

c 不要です。

よって、正解は ウ です。

他の個人情報保護法における本人の同意が必要なもの、不要なものはこちら

(6) 令和4年 問1

著作権及び特許権に関する記述a~cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 偶然二つの同じようなものが生み出された場合、発明に伴う特許権は両方に認められるが、著作権は一方の著作者にだけ認められる。

b ソフトウエアの場合、特許権も著作権もソースプログラムリストに対して認められる。

c 特許権の取得には出願と登録が必要だが、著作権は出願や登録の必要はない。

ア a、b
イ b
ウ b、c
エ c
 

解説

a 特許権は両方には認められないので、誤りです。

b ソースリストは特許権の対象ではないので、誤りです。

c 著作権は手続きを一切必要とせず、著作物が創られた時点で「自動的」に付与されます。

よって、正解は エ です。

他の特許法の保護対象は、こちら

(7) 令和4年 問9

 不適切な行為a~cのうち、不正アクセス禁止法において規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。

a 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを、正当な理由なく本人に無断で第三者に提供する。

b 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを本人に無断で使用して、ネットワーク経由でメールサーバ上のその人の電子メールを閲覧する。

c メールサーバにアクセスできないよう、電子メールの利用者IDとパスワードを無効にするマルウェアを作成する。

ア a、b
イ a、b、c
ウ b
エ b、c
 

解説

不正アクセス禁止法は、不正アクセス行為や、不正アクセス行為につながる識別符号の不正取得・保管行為、不正アクセス行為を助長する行為等を禁止する法律です。

a 不正アクセス行為を助長する行為です。

b 不正アクセス行為です。

c 不正アクセス禁止法の規制対象ではありません。

よって、正解は ア です。

他の不正アクセス禁止法での禁止行為、対象でない行為は、こちら

(8) 令和4年 問27

 個人情報保護法で定められた,特に取扱いに配慮が必要となる“要配慮個人情報”に該当するものはどれか。

ア 学歴
イ 国籍
ウ 資産額
エ 信条
 

解説

要配慮個人情報は、人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実その他本人に対する不当な差別又は偏見が生じないようにその取扱いに特に配慮を要するものです。

ア 学歴は、要配慮個人情報でありません。

イ 国籍は、要配慮個人情報でありません。

ウ 資産額は、要配慮個人情報でありません。

エ 信条は、要配慮個人情報です。

よって、正解は エ です。

ここまで、さまざまな法律の禁止行為や保護している対象を選別する問題を確認しました。

次は、第19回 さまざまな法律の重要ポイントがわかる問題を確認しましょう。

次は、こちら

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