スキマ時間に覚えたことを、ちょっと確認しませんか?
今日は、無線LAN,IoTネットワークについての問題です。
令和元年秋 問71
複数のIoTデバイスとそれらを管理するIoTサーバで、構成されるIoTシステムにおける,エッジコンピューティングに関する記述として,適切なものはどれか。
解説
エッジコンピューティング:
演算処理のリソース(エッジサーバ)を端末の近傍に置くことによって,アプリケーション処理の低遅延化(処理が速いこと)や通信トラフィックの最適化(回線速度に合ったデータ量にする)を行う。
ア レプリケーションの説明です。
イ 正解です。
ウ SDN(Software Defined Networking)の説明です。
SDNは,ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し,コントローラと呼ばれるソフトウェアで,データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャです。
(応用情報技術者 令和3年春午前 問35より)
エ LPWA(Low Power Wide Area)の説明です。
令和元年秋 問77
無線LANに関する記述のうち,適切なものはどれか。
解説
ア 正解です。
イ WPA3などの規格もあります。
ウ 距離が遠くなると通信出来なくなります。
エ 規格の組み合わせによって,相互通信できない場合があります。
令和元年秋 問81
IoTシステム向けに使われる無線ネットワークであり,一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と,最大で数十kmの通信が可能な広域性を有するものはどれか。
解説
ア LPWA(Low Power Wide Area),正解です。
イ MDM(Mobile Device Management):
モバイル端末の状況の監視,リモートロックや遠隔データ削除ができるエージェントソフトの導入などによって,企業システムの管理者による適切な端末管理を実現すること
(ITパスポート 平成30年秋 問72より)
ウ SDN(Software Defined Networking):
ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し,コントローラと呼ばれるソフトウェアで,データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャです。
(応用情報技術者 令和3年春午前 問35より)
エ WPA2:
無線LANの暗号化方式であり,WEPでは短い時間で暗号が解読されてしまう問題が報告されたことから,より暗号強度を高めるために利用が推奨されているもの
(ITパスポート 平成31年春 問74より)
最新のセキュリティ規格は,WPA3です。
令和2年秋 問70
LPWAの特徴として,適切なものはどれか。
解説
ア 機械学習の説明です。
イ 正解です。
ウ ブロックチェーンの説明です。
エ WPA2の説明です。
令和2年秋 問88
無線LANに関する記述のうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a 使用する暗号化技術によって,伝送速度が決まる。
b 他の無線LANとの干渉が起こると,伝送速度が低下したり通信が不安定になったりする。
c 無線LANでTCP/IPの通信を行う場合,IPアドレスの代わりにESSIDが使われる。
解説
a 暗号化技術では,伝送速度は決まりません。誤り
b 正解です。
c ESSIDは,無線のネットワークを識別する文字列です。IPアドレスの代わりではありません。
よって,正解は,イ です。
以上、スキマ時間にちょっと確認13~ネットワークでした。
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