ITパスポート/スキマ時間にちょっと確認13~ネットワーク

ITパスポートすきま問題13テクノロジ系ネットワーク分野別問題集
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今回は、無線LAN、IoTネットワークの特徴を覚えられる問題です。

解説で、特徴、類似した用語との違いなどを確認しましょう。

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(1) 令和元年秋 問71

複数のIoTデバイスとそれらを管理するIoTサーバで、構成されるIoTシステムにおける、エッジコンピューティングに関する記述として、適切なものはどれか。

ア IoTサーバ上のデータベースの複製を別のサーバにも置き、両者を常に同期させて運用する。
イ IoTデバイス群の近くにコンビュータを配置して、 IoTサーバの負荷低減とIoTシステムのリアルタイム性向上に有効な処理を行わせる。
ウ IoTデバイスとIoTサーバ問の通信負荷の状況に応じて、ネットワークの構成を自動的に最適化する。
エ IoTデバイスを少ない電力で稼働させて、一般的な電池で長期間の連続運用を行う。
 

解説

エッジコンピューティングは、演算処理のリソース(エッジサーバ)を端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化(処理が速いこと)や通信トラフィックの最適化(回線速度に合ったデータ量にする)を行うコンピュータの運用形態です。

ア ”データベースの複製を別のサーバにも置き、両者を常に同期させて運用する”とあるので、レプリケーションの説明です。

イ ”IoTデバイス群の近くにコンビュータを配置”とあるので、エッジコンピューティングです。

ウ ”通信負荷の状況に応じて、ネットワークの構成を自動的に最適化する。”とあるので、SDNの説明です。

SDNは、ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し、コントローラと呼ばれるソフトウェアで、データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャです。
(応用情報 令和3年春午前 問35より)

エ ”少ない電力で稼働させて、一般的な電池で長期間の連続運用を行う。”とあるので、LPWAの説明です。

よって、正解は イ です。

(2) 令和元年秋 問77

無線LANに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア アクセスポイントの不正利用対策が必要である。
イ 暗号化の規格はWPA2に限定されている。
ウ 端末とアクセスポイント間の距離に関係なく通信できる。
エ 無線LANの規格は複数あるが、全て相互に通信できる。
 

解説

ア 無線LANには、電波が届きさえすれば、通信の中身を盗み見られる危険があります。

イ 最新の無線LANの暗号化規格として、WPA3があります。

ウ 無線LANは、距離が遠くなると電波が届かなくなり、通信出来なくなります。

エ 無線LANの規格の組み合わせによって、相互通信できない場合があります。

よって、正解は ア です。

(3) 令和元年秋 問81

IoTシステム向けに使われる無線ネットワークであり、一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と、最大で数十kmの通信が可能な広域性を有するものはどれか。

ア LPWA
イ MDM
ウ SDN
エ WPA2
 

解説

ア LPWAは、Low Power Wide Areaの略です。

イ MDMは、モバイル端末の状況の監視、リモートロックや遠隔データ削除ができるエージェントソフトの導入などによって、企業システムの管理者による適切な端末管理を実現することです。
(ITパスポート 平成30年秋 問72より)

ウ SDNは、ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し、コントローラと呼ばれるソフトウェアで、データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャです。
(応用情報 令和3年春午前 問35より)

エ WPA2は、無線LANの暗号化方式であり、WEPでは短い時間で暗号が解読されてしまう問題が報告されたことから、より暗号強度を高めるために利用が推奨されているものです。
(ITパスポート 平成31年春 問74より)

なお、最新のセキュリティ規格は、WPA3です。

よって、正解は ア です。

(4) 令和2年 問70

LPWAの特徴として、適切なものはどれか。

ア AI に関する技術であり、ルールなどを明示的にプログラミングすることなく、入力されたデータからコンビュータが新たな知識やルールなどを獲得できる。
イ 低消費電力型の広域無線ネットワークであり、通信速度は携帯電話システムと比較して低速なものの、一般的な電池で数年以上の運用が可能な省電力性と、最大で数十kmの通信が可能な広域性を有している。
ウ 分散型台帳技術の一つであり、複数の取引記録をまとめたデータを順次作成し、直前のデータのハッシュ値を埋め込むことによって、データを相互に関連付け、矛盾なく改ざんすることを困難にして、データの信頼性を高めている。
エ 無線LANの暗号化方式であり、脆弱性が指摘されているWEPに代わって利用が推奨されている。
 

解説

ア ”入力されたデータからコンビュータが新たな知識やルールなどを獲得できる。”とあるので、機械学習の説明です。

イ ”低消費電力型の広域無線ネットワーク”とあるので、LPWAの説明です。

ウ ”分散型台帳技術の一つ”とあるので、ブロックチェーンの説明です。

エ ”無線LANの暗号化方式””WEPに代わって利用が推奨”とあるので、WPA2の説明です。

よって、正解は イ です。

(5) 令和2年 問88

無線LANに関する記述のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 使用する暗号化技術によって、伝送速度が決まる。

b 他の無線LANとの干渉が起こると、伝送速度が低下したり通信が不安定になったりする。

c 無線LANでTCP/IPの通信を行う場合、IPアドレスの代わりにESSIDが使われる。

ア a、b
イ b
ウ b、c
エ c
 

解説

a 暗号化技術では、伝送速度は決まりません。誤りです。

b ”無線LANとの干渉”で電波が乱れます。正しいです。

c ESSIDは、無線のネットワークを識別する文字列です。IPアドレスの代わりではありません。

よって、正解は イ です。

(6) 令和4年 問62

アドホックネットワークの説明として、適切なものはどれか。

ア アクセスポイントを経由せず、端末同士が相互に通信を行う無線ネットワーク
イ インターネット上に、セキュリティが保たれたプライベー卜な環境を実現するネットワーク
ウ サーバと、そのサーバを利用する複数台のPCをつなぐ有線ネットワーク
エ 本店と支店など、達く離れた拠点聞を結ぶ広域ネットワーク
 

解説

アドホックネットワークは、複数の端末が基地局やアクセスポイントを介さず、端末同士で通信できるネットワークです。

端末同士で直接通信したり、他の端末の情報を中継することで通信を行う、自律分散型のネットワークです。

ア ”アクセスポイントを経由せず、端末同士が相互に通信”とあるので、アドホックネットワークの説明です。

イ ”セキュリティが保たれたプライベー卜な環境を実現するネットワーク”とあるので、VPNの説明です。

ウ ”有線ネットワーク”とあるので、アドホックネットワークでありません。

エ ”達く離れた拠点聞を結ぶ広域ネットワーク”とあるので、WANの説明です。

よって、正解は ア です。

(7) 令和4年 問68

 無線LANルータにおいて、外部から持ち込まれた端末用に設けられた、“ゲストポート”や“ゲストSSID”などと呼ばれる機能によって実現できることの説明として、適切なものはどれか。

ア 端末から内部ネットワークには接続をさせず、インターネットにだけ接続する。
イ 端末がマルウェアに感染していないかどうかを検査し、安全が確認された端末だけを接続する。
ウ 端末と無線LANルータのボタン操作だけで、端末から無線LANルータへの接続設定ができる。
エ 端末のSSIDの設定欄を空欄にしておけば、SSIDが分からなくても無線LANルータに接続できる。
 

解説

ゲストポートは、Wi-Fi通信など、一時的にインターネット接続だけを許可する機能です。ゲストポート側から他のネットワークにアクセスすることはできません。

ア “端末から内部ネットワークには接続をさせずインターネットにだけ接続する。”は、ゲストポートの機能です。

イ ”端末がマルウェアに感染していないかどうかを検査し安全が確認された端末だけを接続する。”は、検疫ネットワークの説明です。

ウ ”端末と無線LANルータのボタン操作だけで端末から無線LANルータへの接続設定ができる。”は、WPSの説明です。

エ ”SSIDが分からなくても無線LANルータに接続できる。”は、ANY接続の説明です。

よって、正解は ア です。

今回は、無線LAN、IoTネットワークの特徴を覚えられる問題でした。

次回は、 第14回 ネットワークの計算方法や各用語の違いがわかる問題です。

特に、計算問題はコツさえ理解すると、本番の試験では誤りにくいので頑張ってみましょう。

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