アルファベット3(4)文字の用語の問題は、用語を知らないと手も足も出ません・
そこで今回は、シラバスVer.5.0にないアルファベット3(4)文字の問題です。
略号の意味を覚えられます。
(1) 令和3年 問80
IoTデバイス, IoTゲートウェイ及びIoTサーバで構成された,温度・湿度管理システムがある。IoTデバイスとその近傍に設置されたIoTゲートウェイと間を接続するのに使用する,低消費電力の無線通信の仕様として,適切なものはどれか。
解説
シラバスにないNUIとPLCがシラバスにない用語です。
PLCは、令和2年秋 問74にも出ています。
ア BLE(Bluetooth Low Energy)
届く範囲 半径数十メートル範囲内
イ HEMS(Home Energy Management System)
太陽光発電装置などのエネルギ一機器,家電機器,センサ類などを家庭内通信ネットワークに接続して,エネルギーの可視化と消費の最適制御を行う。
(基本情報技術者 平成31年春期 午前問71より)
ウ NUI(Natural User Interface)
視線、音声、手のジェスチャーなど、人間の自然な行為によってコンピュータを操作する技術
エ PLC(Power Line Communications)
電力線に情報信号を乗せて通信する技術
(応用 平成23年特別午前 問25より)
メリット⇒新たにLANケーブルを敷設しなくてもよい。
(2) 令和3年 問64
CPU内部にある高速小容量の記憶回路であり,演算や制御に関わるデータを一時的に記憶するのに用いられるものはどれか。
解説
シラバスにないレジスタの問題です。
ア:GPU(Graphics Processing Unit)
三次元グラフィックスの画像処理などをCPUに代わって高速に実行する演算装置
ITパスポート 平成28年秋 問58より
イ:SSD(Solid State Drive)
メモリーチップを内蔵し、そのメモリにデータを読み書きする記憶装置
読み書きの速度が非常に速い。
ウ:主記憶
CPUが直接読み書きする記憶装置
エ:レジスタ(register)
”CPU内部にある高速小容量の記憶回路”がキーワードです。
もともと。registerには、記録、登録などの意味があります。
SSD、主記憶は、”記憶装置”です。注意!
(3) 令和3年 問71
移動体通信サービスのインフラを他社から借りて,自社ブランドのスマートフォンやSIMカードによる移動体通信サービスを提供する事業者を何と呼ぶか。
解説
シラバスにないMVNOの問題です。
ア ISP(Internet Services Provider)
インターネットに接続する通信ネットワークを提供する事業者
ITパスポート 平成30年春 問31より
イ MNP(Mobile Number Portability)
電話番号を変えずに携帯会社を乗換えることができる仕組み
ウ MVNO(Mobile Virtual Network Operator)
仮想移動体通信事業者
”インフラを他社から借りて”がキーワード
エ OSS(Open Source Software)
ソースコードが無償で公開され、だれでも複製・配布・改良できるソフトウェア。ただし、その範囲は、ライセンスにより制限される。
以上、シラバス5にないけど試験に出た用語の問題でした。
問題を解きながら、知識を増やしていきましょう。
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