今回は、さまざまな用語の説明文が、選択肢にある問題です。
シラバスにない用語の説明文もあります。
解説と一緒に読むことで、多くの用語を覚えられます。
(1) 令和3年 問13
FinTechの事例として、最も適切なものはどれか。
解説
ア フォールトトレラントシステムの事例です。”障害発生時には即時にバックアップシステムに切り替える”がキーワードです。
イ ロックアウトの事例です。”物暗証番号を規定回数連続で間違えて入力した場合に”、”利用できなくなるようにする。”がキーワードです。
ウ FinTechの説明です。
FinTech:
Finance(ファイナンス:金融)+ Technology(テクノロジー:技術)→FinTech
金融業においてIT技術を活用して,これまでにない革新的なサービスを開拓する取組
エ 自動車保険の等級制度の事例です。”1年間の事故履歴に応じて等級を上下させる。”がキーワードです。
よって、正解は ウ です。
(2) 令和3年 問16
マーチャンダイジングの説明として、適切なものはどれか。
解説
ア:セグメンテーションの説明です。
”全体市場を幾つかの小さな市場に区分”がキーワードです。
イ:ロジスティクスの説明です。
”物流チャネル全体を効果的に管理”がキーワードです。
SCMの一部でもあります。
ウ:マーチャンダイジングの説明です。
”購入者のニーズに合致するような”がキーワードです。
エ:ドミナント戦略の説明です。
”同一エリア内に密度の高い店舗展開を行う”がキーワードです。
正解は、 ウ です。
(3) 令和3年 問60
情報システムにおける二段階認証の例として、適切なものはどれか。
解説
ア ”ゆがんだ文字列の画像を読み取って入力”は、CAPTCHAという技術です。コンピュータと人を区別するだけなので、認証にはなりません。
イ 不審者の退室を禁止する技術 (アンチパスバック )の説明です。
ウ ”利用者ID+パスワード”と”秘密の質問”の2段階です。
エ ”利用者ID+パスワード”だけなので、2段階ではありません。
以上、シラバス外なのに問題に出た用語でした。
問題を解きながら、知識を増やしていきましょう。
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