試験が近いと、とても焦ります。
そんなときは、新しいことを覚えるより、学習の弱いところを見つけて対処したほうが効果的です。
そこで、学習の弱いところを見つける方法を紹介します。
答えを誤る理由
よくある”答えを誤る理由”を確認しましょう。
あなたも、心当たりありませんか?
症状①:同じ用語の問題なのに、問題が違うと正解する時もあれば、誤るときもある。

似た用語の違いを、あやふやに覚えている場合に起きます。
自分では、覚えたつもりになっているので、なかなか理由に気がつけません。
同じ用語について問い方が違う問題の正誤を比較して、初めて気が付くことができます。
症状②:同じ用語の問題をよく誤る。

勘違いして覚えていることも、よくあります。
問題の答え合わせの時に,”〇”,”×”や正答率だけを気にしていると、気が付くことができません。
これも、同じ用語について問い方が違う問題の正誤を比較して、初めて気が付くことができます。
そこで、”同じ用語について問い方が違う問題の正誤を比較する”ためのチェックシートを作りました。
チェックシートで学習の弱い分野を見つける方法
各問題がどの分類の問題かわかるようにしました。
このチェックシートを使うと、学習の弱い分野を早く見つけることができます。
ダウンロードしたら、印刷してお使いください。
①複数回の公開問題を解きます。
②正解できなかった問題番号をチェックします。
③チェックの数を集計して,弱点を見つけます。

①複数回の公開問題を解きます。
チェックシートには、平成30年秋から令和3年までの公開問題5回分の欄があります。
解く年度は、どの年度でも構いません。
5回未満でもいいです。
②正解できなかった問題番号をチェックします。
正解できなかった問題のチェック欄にチェックを記入します。
たとえ正解であっても、カンで答えた問題、自信の無い問題の番号にもチェックします。
③チェックの数を集計して、学習の弱い分野を見つけます。
中分類ごとにチェックの数を数えます。
チェックの多い中分類が学習の弱い分野です。
学習の弱い分野を見つけたら、次の記事で弱点補強のポイントを確認しましょう。
これまで、弱点の見つける方法について説明しました。
どうしたら点数が上がるか考えているより、まずは、チェックシートを試してみましょう。
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