ある程度、過去問題で演習をしていると、正誤のパターンが出てきます。
たいていは、”単純に過去5回の問題の平均の正答率70%以上だからいい、あるいは足りない”とTOTALで考えて、正誤のパターンを気にしていません。
でも、誤った問題には、誤った理由 注) が隠されています。
注)”似た用語を区別をつけないで、あやふやに覚えている。”、”勘違いして覚えている。”など
誤った理由を理解して対策するほうが、効率よく実力アップできます。
過去問題を解いたままにしないで、どの番号の問題を誤っているのか確認して、効率よくレベルアップしませんか?
パターン6
次のチェックポイントの問題に誤りが多い場合
令和3年春公開問題
問19,問21,問26,問28,問29
令和2年秋公開問題
問9,問26,問30,問33,問34
令和元年秋公開問題
問2,問12,問26,問34
平成31年春公開問題
問1,問12,問13,問18,問21,問25,問27,問34
平成30年秋公開問題
問6,問8,問16,問19,問21,問24,問27
点数アップ方法
チェックポイントの問題は、「企業活動」の問題です。
企業活動の問題は、いつも5問程度(ストラテジ系全部で35問中)出題されて、この傾向はシラバス5になっても変わっていません。
また、シラバス5の新しい用語の対策重要度も280と、高い値です。
上のチェックポイントの問題に誤りが多い場合には、「企業活動」の基本的な知識を、再確認することで点数アップが期待できます。
テキストの「企業活動」を振り返る。
・誤った問題の用語や内容が書かれている部分に、印をつける。
(試験の2,3日前に再確認できるように)
・類似した用語(例えば、HRTechとHRMなど)の違いを確認する。
ストラテジ系用語集 1. 経営・組織論
・似た用語について、違いを確認する。
シラバスの5.0の新しい用語
・用語の名称、特徴、特に使う目的に注意して確認する。
シラバスの5.0の新しい用語の問題 問1~3
・新しい用語について、問題でどのように書かれているか確認する。
まとめ
今回は、企業活動の知識の補強による点数アップの方法を紹介しました。
ITパスポート試験は他の資格試験と異なります。
過去問題を力任せに解く学習方法は、効率が悪いです。
ねらいをつけて学習することをお勧めします。
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