【新ITパスポート】シラバス5.0 新しい用語と注意ポイント(企業活動)

ITパスポート

シラバス5.0での企業活動分野の変更点と注意すべきポイントを紹介します。
また、シラバスから新しい用語を抜き出しました。
どんな用語が追加になったか確かめて、早めの対策が必要です。
なお、先にこちらの記事をご覧いただくことをお勧めします。

新しい用語

シラバス5.0追加用語数(ストラテジ系)

企業活動分野 全体で56語 新しい用語が追加になりました。
(内訳)
 経営・組織論      15語
 業務分析・データ利活用 41語
 会計・財務        0語

デジ猫
デジ猫

難しい用語が56語だよ!56語。
どうしよう・・・

1.経営・組織論

1社会的責任投資
(SRI:Socially Responsible Investment)
財務評価だけでなく,社会的責任への取組みも評価して,企業への投資を行う。
(応用情報技術者平成28年春期 午前問74より
2SDGs      持続可能な世界を実現するために国連が採択した,2030年までに達成されるべき開発目標を示す
(ITパスポート令和元年秋期 問35より)
3OODAル ープ観察(Observe)、状況判断(Orient)、意思決定(Decide)、行動(Act)という4つのプロセスを繰り返す(ループ)し、最適な意思決定と行動を採るためのフレームワーク
4リテンション企業に必要な人材を企業内に留めるための様々な施策
5リーダシップ
6モチベーション
7ワークエンゲージメント仕事に関連するポジティブで充実した心理状態
8コンピュータの処理能力の向上
9データの多様性及びデータ量の増加データの多様性:テキスト、画像、音声といった多様な情報とファイル形式があること
10AI の進化
11第 4 次産業革命IoT、ビッグデータ、AI、ロボットなど、技術のブレークスルーによって、これまで実現不可能と思われていた社会の実現
12Society5.0IoTを始めとする様々なICTが最大限に活用され,サイバー空間とフィジカル空間とが融合された“超スマート社会”の実現への取組み
(応用情報技術者平成30年春期 午前問71より)
13データ駆動型社会インターネット等から収集される多様で膨大なデータを背景に、社会経済活動の全般においてサイバー空間と実世界とが密に連合しながら、課題の解決と新たな価値の創造が進められる社会
(東北大学プレスリース 令和元年 10 月 4 日より)
14デジタルトランスフォーメーション
(DX)
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
(DX推進ガイドラインによる定義)
15国家戦略特区法
(スーパーシティ法)       
ねらい
①生活全般にまたがる複数分野の先進的サービスの提供
②複数分野間のデータ連携
③大胆な規制改革

(「スーパーシティ」構想について 内閣府地方創生推進事務局)
デジ猫
デジ猫

最近のニュースに出てくる用語が多いね。

2.業務分析・データ利活用

1相関と因果      
2擬似相関     2つの事象に因果関係がないのに、2つの集団間に意味の有る関係があるように推測されること
3棒グラフ棒の高さで、量の大小を比較する。
4折れ線グラフ量が増えているか減っているか、変化の方向をみる。
5箱ひげ図データの散らばり具合をみる。
6ヒートマップ2次元のデータ(行列)の個々の値を色や濃淡で表した可視化グラフの一つ
7クロス集計表
8分割表
9相関係数行列複数の2項目間の相関係数を行列で表したもの
10散布図行列複数の2項目間の散布図を行と列に対応させて並べて描画したもの
11複合グラフ
122 軸グラフ
13CSV
(Comma Separated Value) 
14チャートジャンク一言でいえば、意味のない飾り(情報量のないグラフの要素)の多いグラフ
15調査データ
16実験データ
17人の行動
ログデータ
通信事業者の基地局データ、交通系ICカードのデータなどから取れるようになってきている。様々な分野の課題解決に利用される。
18機械の稼働
ログデータ
19量的データ数量として測ることが出来るデータ
20質的データ性別など分類できるデータ
211 次データ目的のために新規に集めたデータ
222 次データ他の目的のために事前に集められていたデータ
23メタデータデータの定義情報を記述したデータ
ソフトウェア開発技術者平成20年秋期 午前問37
24構造化データ行と列を持つ表形式のデータ
25非構造化データ文書テキスト、画像、音声など
26時系列データ気温など、時間とともに変動している現象のデータ
27母集団対象の全体のこと
28標本抽出対象のうち一部だけを取り出すこと
29国勢調査
30アンケート調査
31全数調査対象となるもの全てを調査すること
32単純無作為抽出
33層別抽出
34多段抽出
35A/B テスト
36データサイエンスの
サイクル
37データ同化シミュレーション結果と実際の観測したデータと照らし合わせ、統計的な最適値を得ること
38予測
39グルーピング
40パターン発見
41最適化
デジ猫
デジ猫

やばい!数学じゃん。

3.会計・財務

追加された新しい用語はありません。

注意ポイント

この分野から新しい用語が出やすい。

直前2回(令和元年秋、令和2年秋)公開問題では、企業活動分野から平均5問出題されています。
新しい用語が56問あることから、この分野から新しい用語が多く出ることが予想されます。

デジ猫
デジ猫

毎回、ここから5問程度出ているのかあ。
難しそうだから、早めに始めるしかないや。

企業活動及び社会生活におけるIT 利活用の動向に注目する。

出題の考え方が、以下のように変更になっています。

社会における IT 利活用の動向を問う。

                                                  
           試 験 要 綱 P18より

わざわざIT技術の動向を調べるのは大変です。
日々の生活の中で流れているニュースには、IT技術動向の情報がたくさんあります。
日々のニュースに意識を向けることで、試験の問題を読み解くときにかなり役立ちます。

デジ猫
デジ猫

急がば回れだね。

業務分析・データ利活用では、各グラフ・表の特徴、目的に着目する。

「業務分析・データ利活用」は、数学で学ぶ内容と一部重なっています。
数学が苦手な生徒は、この分野を飛ばしたり、問題(例えばグラフの形)と答えを丸暗記していました。
しかし、新しい用語が増えたことで、この分野の手を抜くことはできません。

では、どうしたらいいでしょう。
ここで、出題の考え方に「業務改善や問題解決の手法を問う。」とあります。

データ(ビッグデータを含む)を分析して利活用することによる,業務改善や問題解決の手法を問う。

                                               
           試 験 要 綱 P18より

大変ですが、グラフや表については、それぞれの名称、特徴、どんな目的で使うか覚える必要があります。

デジ猫
デジ猫

グラフ、表の名称、特徴、目的だね!

まとめ

シラバス5.0での企業活動分野の変更点と注意すべきポイントを紹介しました。
主な内容は、以下の通りです。

新しい用語

企業活動分野  全体で56語 
(内訳)
経営・組織論     15語
業務分析・データ利活用 41語
会計・財務       0語

注意ポイント

・この分野から新しい用語が出やすい。早めに取り掛かる。
・企業活動及び社会生活におけるIT 利活用の動向に注目する。
・業務分析・データ利活用では、各グラフ・表の特徴、目的に着目する。

デジ猫
デジ猫

なお、企業活動の問題は、下の記事にあるよ。
試してみてね。

コメント

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