ITパスポート/シラバス5.0新しい用語と攻略ポイント~企業活動

ITパスポート

企業活動について、シラバス5.0の新しい用語と攻略ポイントを紹介します。

企業活動分野 重要度指数 280

シラバス5.0の新しい用語の中で、企業活動分野は、重要度指数 280で、ストラテジ系7分野のうちで、2番目に高い数値です。

重要度指数が高いことは、出題率が高く、新しい用語が多いことを意味しています。

実際、企業活動分野 の新しい用語は、56語です。たくさんあります。

企業活動は、さらに3つの項目に分かれますが、項目ごとの新しい用語は次の通りです。

 経営・組織論      15語
 業務分析・データ利活用 41語
     (とても多い!)
 会計・財務        0語

攻略ポイント

早めに取り掛かり、試験直前で確実に振り返る。

デジ猫
デジ猫

シラバス5対応の試験全体を見通しておくと楽だよ。

新しい用語

解説は、情報処理技術者試験の問題からできる限り引用しました。
ITパスポート試験でも類似した内容になることが期待できます。

経営・組織論

1社会的責任投資
(SRI:Socially Responsible Investment)
財務評価だけでなく,社会的責任への取組みも評価して,企業への投資を行う。
(応用情報技術者平成28年春期 午前問74より
2SDGs      持続可能な世界を実現するために国連が採択した,2030年までに達成されるべき開発目標を示す
(ITパスポート令和元年秋期 問35より)
3OODAル ープ観察(Observe)、状況判断(Orient)、意思決定(Decide)、行動(Act)という4つのプロセスを繰り返し(ループ)、最適な意思決定と行動を採るためのフレームワーク
4リテンション企業に必要な人材を企業内に留めるための様々な施策
5リーダシップ目標達成のため,個人やチームに対して行動を促す力
6モチベーション動機づけ
7ワークエンゲージメント仕事に関連するポジティブで充実した心理状態
8コンピュータの処理能力の向上(ポイント)
・個人が気軽に様々な用途に用いることができるようになった。
・スマートフォンなどの普及によって,一人一人がいつも身に付け持ち運びながら手軽に利用できるツールとなった。
・更なる「処理速度の向上」「小型化」「省電力化」「低価格化」によって,コンピュータは身の回りにあるあらゆるものに搭載され,それらが連携し,より私たちの生活になくてはならないものに変化してきている。
9データの多様性及びデータ量の増加具体例:ソーシャルメディア内のテキストデータ、携帯電話・スマートフォンに組み込まれた GPS(全地球測位システム)から発生する位置情報、時々刻々と生成されるセンサデータなど
10AI の進化人工知能(AI)の進化により、非定型的な知的業務や複雑な手仕事業務においても将来的には代替が及ぶものと見られている。
11第 4 次産業革命IoT、ビッグデータ、AI、ロボットなど、技術のブレークスルーによって、これまで実現不可能と思われていた社会の実現
12Society5.0IoTを始めとする様々なICTが最大限に活用され,サイバー空間とフィジカル空間とが融合された“超スマート社会”の実現への取組み
(応用情報技術者平成30年春期 午前問71より)
13データ駆動型社会インターネット等から収集される多様で膨大なデータを背景に、社会経済活動の全般においてサイバー空間と実世界とが密に連合しながら、課題の解決と新たな価値の創造が進められる社会
(東北大学プレスリース 令和元年 10 月 4 日より)
14デジタルトランスフォーメーション
(DX)
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
(DX推進ガイドラインによる定義)
15国家戦略特区法
(スーパーシティ法
       
ねらい
①生活全般にまたがる複数分野の先進的サービスの提供
②複数分野間のデータ連携
③大胆な規制改革

(「スーパーシティ」構想について 内閣府地方創生推進事務局)
デジ猫
デジ猫

最近のニュースに出てくる用語が多いね。

他の分野の新しい用語は、以下のページからご覧ください。
重要度を比較できるので便利です。

業務分析・データ利活用

1相関と因果      相関:2つの変数の間で、一方が増えれば他方も増える(または減少する)という直線的な傾向がある場合、2つの変数の間に正の(負の)相関があるという。
因果:2つのことがらのうち、片方が原因となって、もう片方が結果として生じるとき、これらの関係を因果関係という。
2擬似相関     2つの事象に因果関係がないのに、2つの集団間に意味の有る関係があるように推測されること
3棒グラフ棒の高さで、量の大小を比較する。
4折れ線グラフ量が増えているか減っているか、変化の方向をみる。
5箱ひげ図データの散らばり具合をみる。
6ヒートマップ2次元のデータ(行列)の個々の値を色や濃淡で表した可視化グラフの一つ
7クロス集計表クロス集計表
8分割表分割表
9相関係数行列複数の2項目間の相関係数を行列で表したもの
10散布図行列複数の2項目間の散布図を行と列に対応させて並べて描画したもの
11複合グラフ”棒グラフと折れ線グラフ”のように、2つのグラフを重ねて表示するグラフ
122 軸グラフ例えば、棒グラフと折れ線グラフの複合グラフで、二つのグラフの数字がかけ離れていたり、単位が違うとき、棒グラフで一方の軸を、折れ線グラフで他方の軸を使うグラフ
13CSV
(Comma Separated Value)
 
値や項目をカンマ(,)で区切って表すデータ形式
様々なソフトやツールなどで対応しているので、データの交換に便利
14チャートジャンク一言でいえば、意味のない飾り(情報量のないグラフの要素)の多いグラフ
15調査データ明確な意図のもとに集められたデータ
16実験データある原因の効果を測定するために、その他の条件は同じにしたサンプルを作成して実験をおこなって得られたデータ
17人の行動
ログデータ
通信事業者の基地局データ、交通系ICカードのデータなどから取れるようになってきている。様々な分野の課題解決に利用される。
18機械の稼働
ログデータ
製品の品質向上や、製造業の分析業務の効率化に利用されている。
19量的データ数量として測ることが出来るデータ
20質的データ性別など分類できるデータ
211 次データ目的のために新規に集めたデータ
222 次データ他の目的のために事前に集められていたデータ
23メタデータデータの定義情報を記述したデータ
ソフトウェア開発技術者平成20年秋期 午前問37
24構造化データ行と列を持つ表形式のデータ
25非構造化データ文書テキスト、画像、音声など
26時系列データ気温など、時間とともに変動している現象のデータ
27母集団対象の全体のこと
28標本抽出対象のうち一部だけを取り出すこと
29国勢調査(目的)国内の人及び世帯の実態を把握し、各種行政施策その他の基礎資料を得ることを
(方法)全数調査
30アンケート調査調査対象の意見や行動を把握するため、特定の期間内に様々な調査方法で様式化した質問で回答を求め、データを集める調査方法
31全数調査対象となるもの全てを調査すること
32単純無作為抽出母集団から標本を抽出する際、どの抽出単位も抽出される確率が等しい抽出方法
33層別抽出母集団を性別・年代・業種などの層に分け、その層ごとに無作為に標本を抽出する。
34多段抽出複数の段階に分けて標本の抽出を行う方法
例:全国から市町村を無作為に抽出→その市町村内で地域を無作為に抽出→その地域内から世帯を無作為に抽出
35A/B テストWEBマーケティングにおける手法の一つ
例えば、Web広告において、広告の文章を変えてランダムに広告を表示することで、クリックが多くなる広告文を検証する。
36データサイエンスの
サイクル
4つのステージに分かれる。
1.課題抽出と定式化
2.データの取得・管理・加工
3.分析の実装(探索的データ解析、解析、推論)
4.結果の共有・課題解決(課題解決に向けた提案)
37データ同化シミュレーション結果と実際の観測したデータと照らし合わせ、シミュレーションを修正して確からしさを高めること
38予測今後、どのような値をとるか推測すること。(例)来客数や販売量など
39グルーピングデータを類似したもの同士のグループ(クラスター)に分けること
(例)購買履歴から顧客をグループに分け、購買の傾向が似た消費者を明らかにする。
40パターン発見高い頻度で現れる事象を探ること
(例)おにぎりを買う人はお茶も一緒に買いやすい
(活用例)おにぎり2個とお茶のセットを販売、購買単価を上げる
41最適化与えられた条件の下で、さまざまな方法を組み合わせて成果を出すことが求められているとき、その成果の度合いを示す関数が最小または最大になること
デジ猫
デジ猫

やばい!数学じゃん。

会計・財務

追加された新しい用語はありません。

攻略ポイント

攻略ポイント

業務分析・データ利活用では、用語の名称、特徴、特に使う目的を覚える。

「業務分析・データ利活用」は、数学で学ぶ内容と一部重なっています。

数学が苦手だと、この分野を飛ばしたり、問題(例えばグラフの形)と答えを丸暗記したくなりますね。

でも、試験要綱に「業務改善や問題解決の手法を問う。」とありました。

そのため、問題に対応できるようにするには、用語の名称、特徴、特に使う目的を覚えることがポイントです。

上の用語集でも、利用の例を多くあげました。

デジ猫
デジ猫

名称、特徴、特に目的だね!

攻略ポイント

他区分の情報処理技術者試験の問題で、実力をつける。

問1~問6までが企業活動の新しい用語の問題です。

新しい用語について、どんな問題が出そうなのか確認できます。

攻略ポイント

企業活動及び社会生活におけるIT 利活用の動向に注目する。

出題の考え方が、以下のように変更になっています。

社会における IT 利活用の動向を問う。


           試 験 要 綱 P18より

わざわざIT技術の動向を調べるのは大変です。

日々の生活の中で流れているニュースには、IT技術動向の情報がたくさんあります。

日々のニュースに意識を向けることで、試験の問題を読み解くときにかなり役立ちます。

デジ猫
デジ猫

急がば回れだね。

まとめ

シラバス5.0での企業活動分野の変更点と攻略ポイントを紹介しました。
主な内容は、以下の通りです。

新しい用語

  企業活動分野 全体で56語 
   (内訳)
  経営・組織論     15語
  業務分析・データ利活用 41語
  会計・財務       0語

攻略ポイント
  • 早めに取り掛かり、試験直前で確実に振り返る。
  • 企業活動及び社会生活におけるIT 利活用の動向に注目する。
  • 業務分析・データ利活用では、用語の名称、特徴、特に使う目的に着目する。
  • 他区分の情報処理技術者試験の問題で、実力をつける。

以上、企業活動のシラバス5.0新しい用語と攻略ポイントでした。

他の項目については、こちらからが便利です。

デジ猫
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項目別に重要度を比較できるよ!

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デジ猫

企業活動の問題は、下の記事にあるよ。
試してみてね。

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