企業分野の計算問題を集めました。
一度を解いてから、解説で解き方を確認しましょう。
誤った問題は、解説にある解く手順(ステップ)を覚えて、正解になるまで繰り返して練習しましょう。
令和元年秋 問26
製品Aの生産計画量、部品Bの総所要量及び在庫量が表のとおりであるとき、第2週における部品Bの発注量aは何個か。

解説(令和元年秋 問26)
第2週の値を求めるためには、第1週の値を明らかにします。
①発注量→②在庫量→③次の発注量のステップが大切です。


よって、正解は ア です。
令和元年秋 問2
あるメーカの当期損益の見込みは表のとおりであったが、その後広告宣伝費が5億円、保有株式の受取配当金が3億円増加した。このとき,最終的な営業利益と経常利益はそれぞれ何億円になるか。ここで、広告宣伝費、保有株式の受取配当金以外は全て見込みどおりであったものとする。

解説(令和元年秋 問2)
①売上総利益→②営業利益→③経常利益のステップが大切です。

正解は,ア です。
令和2年秋 問33
インターネット上で通信販売を行っているA社は、販売促進策として他社が発行するメールマガジンに自社商品Yの広告を出すことにした。広告は、メールマガジンの購読者が広告中のURLをクリックすると、その商品ページが表示される仕組みになっている。この販売促進策の前提を表のとおりとしたとき、この販売促進策での収支がマイナスとならないようにするためには、商品Yの販売価格は少なくとも何円以上である必要があるか。ここで、購入者による商品Yの購入は1人1個に限定されるものとする。また、他のコストは考えないものとする。

解説(令和2年秋 問33)
①販売個数→②収支→③販売価格のステップが大切です。

よって、正解は エ です。
令和元年秋 問34
売上高、変動費、固定費、営業日数が表のようなレストランで、年間400万円以上の利益を上げるためには、1営業日当たり少なくとも何人の来店客が必要か。

解説(令和元年秋 問34)
①売上→②変動費→③利益のステップが大切です。


よって、正解は エ です。
令和3年春 問28
次の当期末損益計算資料から求められる経常利益は何百万円か。

解説(令和3年春 問28)
①売上総利益→②営業利益→③経常利益のステップが大切です。

よって、正解は ウ です。
計算問題演習のコツ
誰でも答えが合わないと、気持ちが悪いです。
数字が嫌いな人は、特に、答(数字)が合うことに気持ちが偏ってしまいます。
でも大事なのは、答えが合うことよりも、問題を解くステップが合っていたかどうかです。
計算問題演習の時には、問題を解くステップを理解することに関心を向けましょう。
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