【新ITパスポート】シラバス5.0になって、こんな問題が出た。(マネジメント系)

ITパスポート

シラバス5.0になって、初めての令和3年公開問題です。
どんな、問題が出ているか、確かめてみましょう。

問題を解いてみよう。

問36 開発期間10か月,開発の人件費予算1,000万円のプロジェクトがある。5か月経過した時点で,人件費の実績は600万円であり,成果物は全体の40%が完成していた。このままの生産性で完成まで開発を続けると,人件費の予算超過はいくらになるか。
問37 システムの利用者数が当初の想定よりも増えてシステムのレスポンスが悪化したので,増強のためにサーバを1台追加することにした。動作テストが終わったサーバをシステムに組み入れて稼働させた。この作業を実施するITサービスマネジメントのプロセスとして,適切なものはどれか。
問38 システム監査の手順に関して,次の記述中のa, bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
問39 プロジェクトマネジメントのプロセスには,プロジェクトコストマネジメン卜,プロジェクトコミュニケーションマネジメント,プロジェクト資源マネジメント,プロジェクトスケジュールマネジメントなどがある。システム開発プロジェクトにおいて,テストを実施するメンバを追加するときのプロジェクトコストマネジメントの活動として,最も適切なものはどれか。
問40 同一難易度の複数のプログラムから成るソフトウェアのテスト工程での品質管理において,各プログラムの単位ステップ数当たりのパグ数をグラフ化し,上限・下限の限界線を超えるものを異常なプログラムとして検出したい。作成する図として,最も適切なものはどれか。
問41 クラスや継承という概念を利用して,ソフトウェアを部品化したり再利用することで,ソフトウエア開発の生産性向上を図る手法として,適切なものはどれか。
問42 システム開発プロジェクトにおいて,利用者から出た要望に対応するために,プログラムを追加で作成することになった。このプログラムを作成するために,先行するプログラムの作成を終えたプログラマを割り当てることにした。そして,結合テストの開始予定日までに全てのプログラムが作成できるようにスケジュールを変更し,新たな計画をプロジェクト内に周知した。このように,変更要求をマネジメン卜する活動はどれか。
問43 A社で新規にシステムを開発するプロジェクトにおいて,システムの開発をシステム要件定義,設計,プログラミング,結合テスト,総合テスト,運用テストの順に行う。A社は,外部ベンダのB社と設計,プログラミング及び結合テストを委託範囲とする請負契約を結んだ。A社が実施する受入れ検収はどの工程とどの工程の間で実施するのが適切か。
問44 ITサービスマネジメントにおいて,サービスデスクが受け付けた難度の高いインシデントを解決するために,サービスデスクの担当者が専門技術をもつ二次サポートに解決を委ねることはどれか。
問45 ITILに関する記述として,適切なものはどれか。
問46 システム要件定義で明確にするもののうち,性能に関する要件はどれか。
問47 システム開発プロジェクトにおいて,成果物として定義された画面・帳票の一覧と,実際に作成された画面・帳票の数を比較して,開発中に生じた差異とその理由を確認するプロジェクトマネジメントの活動はどれか。
問48 既存のプログラムを,外側から見たソフトウェアの動きを変えずに内部構造を改善する活動として,最も適切なものはどれか。
問49 ITガバナンスに関する次の記述中のaに入れる,最も適切な字句はどれか。(a)は,現在及び将来のITの利用についての評価とIT利用が事業の目的に合致することを確実にする役割がある。
問50 自分のデスクにあるPCと共有スペースにあるプリンタの起動を1人で行う。PCとプリンタの起動は図の条件で行い,それぞれの作業・処理は逐次実行する必要がある。自動処理の聞は,移動やもう片方の作業を並行して行うことができる。自分のデスクにいる状態でPCの起動を開始し,移動してプリンタを起動した上で自分のデスクに戻り, PCの起動を終了するまでに必要な時間は,最短で何秒か。 
問51 アジャイル開発を実施している事例として,最も適切なものはどれか。
問52 自社の情報システムに関して, BCP(事業継続計画)に基づいて,マネジメントの視点から行う活動a~dのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
問53 ITサービスにおけるSLMに関する説明のうち,適切なものはどれか。
問54 WBS を作成するときに,作業の記述や完了基準などを記述した補助文書を作成する。この文書の目的として,適切なものはどれか。
問55 有料のメールサービスを提供している企業において,メールサービスに関する開発・設備投資の費用対効果の効率性を対象にしてシステム監査を実施するとき,システム監査人が所属している組織として,最も適切なものはどれか。
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解説

ポイントを示します。
なお、問題の後の(Ver.〇.〇)は、問題内容が最初に記載されたシラバスのバージョンです。
学習の目安に利用してください。
表記がないのは、Ver.3.0以前からの内容です。

問36

デジ猫
デジ猫

いきなり、計算問題ってやだよね。

問37(Ver.4.1)
インシデント管理:発生した問題によって生じたサービスの低下や停止から,可能な限り迅速にサービスを復旧させます。

変更管理:ITサービスに関する変更要求に基づいて発生する一連の作業を管理します。

問題管理:将来発生する可能性のある問題の原因を取り除き,問題発生を未然に防ぎます。

リリース及び展開管理:ITサービスで利用する新しいソフトウェアを稼働環境へ移行するための作業を確実に行います。

問38(Ver.5.0)
 システム監査の流れは、シラバス5.0になって詳細に記載されました。

問39(Ver.5.0)
“コスト”になるキーワードを探す。この場合は、”人件費” がキーワードです。

問40
管理図の例を示します。

問41
“クラスや継承という概念を利用して”とあるので、オブジェクト指向です。

問42
プロジェクト統合マネジメントでは、問題文にある”プログラマを割り当て”、スケジュールの調整、計画のプロジェクト内への周知”など、各要素の調整を行います。

問43
流れを図に表します。

問44(Ver.4.1)
エスカレーション(escalation)

問45
ITILは、Information Technology Infrastructure Libraryの略です。

ベストプラクティス:最も効率の良い技法、手法  簡単に言えば、”一番いい方法”です。

問46
稼働率復旧時間は、システムの信頼性に関する用語です。

問47
”開発中に生じた差異とその理由を確認する”は、プロジェクトスコープマネジメントにおける”必要な成果物とタスクが完成されていることの保証”の内容です。ちなみに、scope(スコープ)は、”範囲”という意味です。

問48(Ver.4.0)
テスト駆動開発:プログラムを書く前にテストケースを作成します。

ペアプログラミング:品質の向上や知識の共有を図るために,2人のプログラマがペアとなり,その場で相談したりレビューしたりしながら,一つのプログラムの開発を行います。

問49
”ITの利用についての評価”が、監査に、”IT利用が事業の目的に合致することを確実にする”が、フォローアップに対応します。

問50
”自動処理の聞は,移動やもう片方の作業を並行して行うことができる。”とあるので、作業・処理の流れは、最短で下図のようになります。

問51(Ver.4.0)
アジャイル:開発対象のソフトウェアを,比較的短い期間で開発できる小さな機能の単位に分割しておき,各機能の開発が終了するたびにそれをリリースすることを繰り返すことで,ソフトウェアを完成させます。(ITパスポート令和2年秋期 問37より)

問52
BCP(Business Continuity Plan ):事業の中断・阻害に対応し,事業を復旧し,再開し,あらかじめ定められたレベルに回復するように組織を導く手順を文書化したものです。(応用情報技術者令和元年秋期 午前問61より)

問53(Ver.4.1)
SLM(Service Level Management、サービスレベルマネジメント):サービスの計画立案設計移行提供及び改善のための組織の活動及び資源を,指揮し,管理する,一連の能力及びプロセスです。(ITパスポート シラバスVer5.0より)

SLA(Service Level Agreement :サービスレベル合意書)提供するサービスの品質と範囲を明文化し,サービスの委託者との合意に基づいて運用管理するために結びます。(ITパスポート シラバスVer5.0より)

問54
WBS(Work Breakdown Structure)
 Breakdownは、”明細、内訳”の意味です。

問55(Ver.5.0)
システム監査人は、監査対象から独立し、かつ専門的な立場でなければいけません。

デジ猫
デジ猫

お疲れ様!

マネジメント系は各項目からバランスよく出題されている。

どんな問題が出るか、なんとなくわかったでしょうか?
シラバス4.0、4.1、5.0の各シラバスで変更になった部分、すなわち、最近変更になった部分から8問/20問出ています。
マネジメント系では、新旧各項目からバランスよく出題されています。
学習も闇雲に問題を多く解くのではなく、項目別に問題を解いてバランスよく力をつけるのがいいでしょう。
また、シラバス4.0、4.1、5.0で変更になった部分については、公開問題が少ないです。
シラバス4.0,4.1,5.0で変更になった部分の用語を覚えることも大切です。
そのためには、以下の記事が参考になります。

どうでしたか?
次回は、テクノロジ系を紹介します。


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